結婚記念日ディナーでチリクラブ初体験

   


結婚記念日が近づいてまいりました。何する?どこ行く?と騒いだのですが、平日に休みは取りたくないとのことで、週末の夜に食事に行くことになりました。

私は食べたい物の強い希望はなく、とにかく静かで落ち着いた、雰囲気のある場所で食事がしたいと思っていました。というのも、シンガポールってどこに行っても賑やかな(うるさい)んですよね…。郷に入れば郷に従え、ですが、記念日ばかりは静かに過ごしたいという希望がありまして。

食事はリサの発案でチリクラブになりました。チリクラブはシンガポール&マレーシアの名物料理の一つで、チリソースで炒められた茹でガニ料理です(正しい説明なのか?)。リサが好きなのに加え、私は未体験なのでちょうどいいかなと。名物料理とだけあって有名店はいくつもあるのですが、私は「落ち着いた」とか「静かな」をキーワードに探しました。今回は味と同じくらいお店の雰囲気が大事なので。

そして決めたのがノーサインボードのセントラル店。ノーサインボードはチリクラブの定番有名店の一つのようです。細かいことは気にせず写真の雰囲気で決めました(笑)。予約はリサにお願いしたところ、ネットからできて簡単だったようです。


アクセスはクラーク・キー駅直結のビルで迷いませんでした。そして、お店の中に入ったところ、静かで落ち着いた内装と雰囲気。座席もゆったりしていて…合格です!ホテルのレストランのようです。入った瞬間からほっとしました。

食事は、もちろんチリクラブを注文。カニの種類とソースを選ぶのですが、カニはカナダ、スコットランド、スリランカのものがあり、スリランカ産は「時価」とだけあって値段が出てません。カナダとスコットランドは128ドルで、カナダの方が大きく、スコットランドの方が身が詰まってるとのことでスコットランド産にしました。ソースは定番チリソース。大人数で来れば、カニをもう一杯頼んでペッパーソースもお勧めらしいです。


そのほか野菜炒め、お肉、スープを注文。飲み物はお酒は飲めないので二人とも中国茶。全部スモールサイズ(カニは一杯)を注文しましたが、そもそもが大人数で食べるような中華なので、スモールでも食べきれませんでした。


チリクラブを始め、どの料理もお行儀のいい味付けでおいしかったです。ただ、チリクラブについては食べるのが大変で、味見程度に終わりました。普通のカニですら身や汁が飛んで大変ですが、チリクラブはそれがチリソースまみれなので、もっと大変なことになります。私は食べてる途中、チリソースが片腕とカバンと椅子の背面にまで飛んで、それで戦意を喪失しました(笑)。それを乗り越えるほどカニが好きではなかった事実にも気づいてしまいました。


それでも久しぶりにゆったりした雰囲気の中で食事ができて、それで十分気持ちが満たされました。ビルの4階なので眺望は期待していなかったのですが、座席の後ろの大きい窓からシンガポール川が見え、思いのほか遠くまで見通せました。ちょうど夕暮れ時にお店に入り、徐々にネオンで彩られていくクラーク・キーの夜景も楽しめました。


お会計は二人で230ドルくらい。税金だけで35ドルも取られており、リサが凹んでおりましたが、シンガポール外食価格として妥当かつ想定された価格の範囲内でした。お酒飲んでたら300じゃすまななかったでしょうね…恐ろしい。

食後はシンガポール川沿いを歩いてマーライオンパークまで行き、マリーナベイサンズのショーを遠くに見ました。シンガポールにいるうちに近くで見てみたいものです。そのあと工事中のマーライオンふもとでぼんやりし、電車で帰りました。


それにしても1年前入籍したとき、シンガポールで初めての結婚記念日を迎えると思わなかったです。まだ始まったばかりで現在進行形のシンガポール生活ですが、毎日を二人のいい思い出にできればと思っています。

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