サンダーティーライスに夢中。暫定一位はラオパサ版

   

やたら緑色なお茶漬けホーカー飯、サンダーティーライスにはまっています。多い時は週に2回は食べてました。

初体験の時の感想はこちら
ヘルシーなお茶漬けホーカー飯「Thunder Tea Rice(擂茶饭)」初体験 (https://22plus.jp/blog/2017/05/02/222351.html)

ベジタリアン向けサンダーティーライス

ベジタリアン向けサンダーティーライス

一時期、熱に浮かされた様にネットで店舗を探しましたが、あまりネットに情報がないだけでなく、地元民の口コミも情報がすぐに古くなってしまってあてにならないことがわかりました。なので、最近は出先のホーカーに立ち寄ると、「あればいいなぁ」くらいの気持ちで探しています。

サンダーティーライスのお店の傾向

私の限られた行動範囲での印象ですが、サンダーティーライスのお店があるのは比較的規模が大きいホーカーが中心で、フードコートやコーヒーショップにはあまりありません。

シンガポールのホーカー飯にはチキンライスとか、ナシレマだとか、バクテーだとか、定番飯がいくつかありますが、残念ながらサンダーティーライスは二番手以下のようで、ストール(店舗)が少ないフードコートやコーヒーショップにはあまり店舗を構えないようです。

ひっそりサンダーティーライス

ひっそりサンダーティーライス

また、サンダーティーライスにはベジタリアン対応と非対応の2種類があります。(シンガポールにはインド系を中心に一定数のベジタリアンいます。)なので、ベジタリアン店舗がベジタリアン商品として扱っているケースもありました。

ベジタリアン・レストランのサンダーティーライス(小魚はフェイクでした)

ベジタリアン・レストランのサンダーティーライス(小魚はフェイクでした)

作るのが面倒だし、あまり人気がない?

サンダーティーライスはホーカー飯の中で二番手以下、と書きましたが、つまりあまり人気はないようです。ヘルシーすぎる、なんて言う人もいました。主に「炭水化物+油+少量のたんぱく質」で構成されるホーカー飯の中で、あれだけ野菜中心で脂が少ない料理は確かに特異です。苦手な人もいるというのは理解できます。

サンダーティーライスのお持ち帰り版(お茶はお湯で薄める)

サンダーティーライスのお持ち帰り版(お茶はお湯で薄める)

そして、具材が多く手間がかかるのも店舗数が少ない理由では、との意見もありました。一つ一つの具材がそれほど手の込んだ調理をされてるようには見えないのですが、単純に材料は多いので、他の料理に比べると面倒なんでしょうか……。朝早い時間にホーカーに行っても、サンダーティーライスのお店は閉まってたり、まだ準備中で開店は10時以降、なんて言われたことが何度かありました。

サンダーティーライス屋さんは朝閉まってることが多い?

サンダーティーライス屋さんは朝閉まってることが多い?

私はまだ「朝サンダーティーライス」を経験したことがありません。チキンライスとかバクテーに比べたら朝食向きなんじゃないかなぁって個人的には思うんですがね……。(みんながみんなではありませんが、中華系の皆さんは朝から結構脂っこいものを召し上がります。私の朝はヘビーミール、なんて言って9時前に焼きそば食べたりとか。)

サンダーティーライス屋さんは朝閉まってることが多い?

サンダーティーライス屋さんは朝閉まってることが多い?

好きなサンダーティーライスの条件

そんなわけで、私なりに何店舗かのサンダーティーライスを試してきましたが、やはり美味しいお店とそうでもないお店があります。以下は私の好みです。

まず、小魚とナッツの両方が入っているものが好きです。ベジタリアン向けだと小魚が入ってないし、小魚が入ってるとナッツが入ってないケースがあって、どこのサンダーティーライスも両方入っているわけではないようです。

また、お茶(スープ)はしっかりした味の物が好き。私がよく行くお店では緑のペーストと白いペーストを合わせた後、お湯で薄めているようなのですが、白いペーストにコクがあるようで、材料が気になっています。あと、お茶なのか具の調理なのかは分かりませんが、ニンニクの風味がガツンとくるタイプが好みです。

ラオパサに連れていってもらった

こんな感じで、サンダーティーライスに私はぬるい愛を抱き続けているわけですが、前回のサンダーティーライスの記事を見たケイティさんから、ラオパサにサンダーティーライスがある旨教えていただき、かつ連れていってもらいました!

初めて来た、ラオパサ

初めて来た、ラオパサ

ラオパサはシンガポール金融ビル群の足元にある有名ホーカーで、在住者にはもちろん、観光客にもメジャーな場所です。しかし私は結構長いこと知らなかったし、もちろん行ったこともありませんでした。最寄り駅のラッフルズプレイスでは何度か降りたことはあるので、地図を見てこんな中心部に巨大なホーカーが……と驚きました。

約3年前の2014年に改装されたばかりで、ホーカーと言えどかなりきれいです。天井が高くて開放的だし、風が抜けると暑い日でも気持ちよく食事ができそうです。店舗もフードコートと変わらないような新しい設備が整っていました。

ラオパサのサンダーティーライス店舗

ラオパサのサンダーティーライス店舗

10時ごろに行ったら、案の定「準備中」と追い払われました。しばらくだべって時間をつぶし、話が盛り上がったのもあって結局注文したのは11時近くになってから。サンダーティーライス(5.5ドル)とサンダーティーライススペシャル(8.5ドル)の2種類あり、後者は魚かチキンがついてくるようです。そこまでヘビーなものは不要なので、二人とも普通のをブラウン・ライスで注文しました。

こちらがラオパサのサンダーティーライス。

ラオパサ版サンダーティーライス

ラオパサ版サンダーティーライス

小魚とナッツが両方入っていますが、両方入っているタイプを食べたのはこれが初めてでした。どちらも乾いていて歯ごたえがある食材ですが、パリパリとコリコリ、違う食感なので、ここで初めて両方入っている喜びを知りました。

さらに、お茶も美味しい。いつもすぐにお茶を全部かけてしまうのですが、ここのお茶はレンゲでしばらくすすってしまいました。お茶漬けにしないうちに全部飲んでしまいそうだったので、途中でお茶漬けモードにしましたが、味がしっかりしていて夢中になる美味しさでした。

そう。前述の「好きなサンダーティーライスの条件」、実はこのラオパサ版を食べたことで私の中で確立したものだったのです(笑)。

暫定一位はラオパサ版

そんなわけで、私の好きなサンダーティーライス暫定一位はラオパサ版です。今後新しいお店を発掘できるか未定なので、暫定と書きました。

お好みがあると思いますが、ラオパサだったら有名だしアクセスもいいので、在住者・旅行者関わらず一度お試しいただきたいなぁと思います。

ちなみに食事の後、ケイティさんにはタンジョンパガーのChocolat N' Spiceという有名な菓子屋さんに連れて行っていただきました。これでもか、というくらいぷくぷくに膨らんだマフィンがなんと1つ1.5ドル前後。フレーバーの種類も豊富で、思わず目移りしてしまいました。

タンジョンパガーのローカル・マフィン

タンジョンパガーのローカル・マフィン

マフィンと言うより蒸しパンみたい、というケイティさんの形容どおり、ホットケーキミックスで作ったお母さんの蒸しパンみたいな懐かしい味がします。ちょっと甘めなので、濃いコーヒーとよく合います。冷凍保存してちまちまいただいて、しばらく幸せな日が続きました……。

ここのマフィンは日本人にも有名だそうで、帰宅後に検索かけたら日本語の情報がわんさか出てきました。ラオパサにしてもこのお店にしても、まったくもって流行りに疎い在住者です。

ケイティさん、ラオパサにマフィン屋さんに、有名店ご案内いただいてありがとうございました!

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