写真美術館に行ってきました。
恵比寿の東京都写真美術館に行ってきました!
ここは私が好きな場所で、少なくとも一シーズンに一回は来ています。特別写真が好きというわけでもなかったのに、ここではいい作品に出会えることが多いので、いつも新しい企画を楽しみにしています。
さて、今日は「写真はものの見方をどのように変えてきたか」と「TEN VIEWS」を見てきました。
「写真はものの見方をどのように変えてきたか」は全4回で写真の歴史を振り返る企画で、5月22日までが第一回目の「誕生」というテーマです。写真という技術の発明から、日本にその技術が伝わるくらいまでの展示がありました。・・・正直なところ、説明が技術よりなのがつまらなかった・・・。ただ、アリスの作者、ルイス・キャロルが撮った写真があったり、江戸時代の日本人の写真などは「写真」として興味深かったです。当時はモノクロで撮影して、後から人工彩色しているのですが、ほっぺとか妙に血色よく塗ってあって、それが・・・なんかかわいくて(笑)。
一方、やけに暗い地下の展示室でやっていたのは「TEN VIEWS」。スペイン現代写真家10名の作品展です。それぞれに個性がある写真でしたが、何枚かとても心惹かれる作品に出会えました。惹かれた理由は構図と色。特に色なのですが、すごくビビッド。写真の撮り方というより、背景や被写体の選び方がとても鮮やか。はっと直で心打ってくるような、そんないい作品がありました。
残念ながら「TEN VIEWS」は24日(土)で終わってしまいますが、ご都合のあう方はぜひ行ってみてください。おすすめです。