ディンタイフォン(鼎泰豐)のすごい楊枝とLady Mのケーキは美味しいのか、について
前記事に引き続き、またもやジュロンイーストでのネタです。仕事で来星中のケイさん(姉の友人)からお誘いいただいて、ジュロンイーストで食事をご馳走になりました。
ディンタイフォン(鼎泰豐)のすごい楊枝
食事の場所はJemにあるディンタイフォン(鼎泰豐)。日本にも店舗がある、言わずと知れた台湾の有名店です。……とは言っても、レストランに疎い私はシンガポールに来るまで知らなかったし、初めてディンタイフォンに入ったのもケイさんと一緒でした。ここの看板商品である小籠包がお好きだそうです。
注文したのはもちろんこの小籠包。そして昆布の和え物の前菜と、麺をいただきました。二人ともお酒を飲まないので、飲み物は温かいお茶です。レンゲにのせた小籠包の頭だけをかじって、すすっと肉汁を吸う瞬間はたまりません。スープも皮もお肉もしっかり堪能いたしました。麺はケイさんお気に入りの麺だそうで、本当に素朴な麺でした。でも素朴だから飽きないんだろうというお味でした。
並んだ食事を一通り楽しんでまったりした頃、ケイさんがふとテーブルの爪楊枝を引き抜き、「ディンタイフォンの楊枝ってすごいんだよ」と言いました。よくある紙に包まれたもので、一見何の変哲もありません。
「まぁ、開けてみなよ」と言うので、開いてみてびっくりしました。
プラスチック製で、片方は歯間ブラシのように毛が生えていて、もう片方は細長いナイフのような形をしています。確かにすごい。こんな楊枝見たことない(笑)。歯の根元だけでなく歯の間のゴミも取れそうな形状でした。
人気だそうで、販売もしているとのことなのですが、レジに売ってました。日本のディンタイフォンでも売ってるのでしょうか? 無いならお土産になるかな?
開封したのを持って帰って夫リサにあげたら、寝る前の歯磨きで使ってみたものの、「折れた!」と騒いでました。あまり耐久性はないようです。飽くまでも食後のゴミ取り用ですね。
ちなみにディンタイフォン、私の周囲の日本人の間では、本店の台湾より中国の上海やシンガポールの店舗の方が美味しいという評判です。
Lady Mのケーキは美味しいのか
食後は隣のモールWestgateに移動し、Lady Mでお茶をしました。
Lady MはNY発のケーキ屋さんで、ミルクレープが看板商品のお店です。公式HPを見る限りでは、アメリカではNYとカルフォルニア、マサチューセッツにあり、その他の国は香港、台湾、シンガポールで展開している模様。
以前から小洒落たケーキのディスプレイが気にはなっていたのですが、一人で入るには気後れする感じでチャンスを逸していました。なのでケイさんに食後「Lady Mでお茶しない?」なんて聞かれたら二つ返事です。
お店の内装は、とにかく「白い」です。まぶしいくらい白い。それが落ち着かない印象を与えていまして、あまり一人で入る気がしなかったんだと思います。ですが、テーブルが小さくて、二人分のケーキと飲み物を並べるとそれはそれでちょっと窮屈です。というわけで、内装はあまり好きになれません。
ケーキはどれもとても美味しそう。さんざん悩んだ挙句、やはりミルクレープが食べたいとの意見が一致し、パッションフルーツのミルクレープとラズベリー&チョコのミルクレープを注文し、シェアしました。
先にラズベリー&チョコをいただいたのですが、一口目から期待通りの味でした。甘味と酸味のバランスがちょうどいいし、クリームがしつこくありません。シンガポールのケーキは甘いだけで美味しくない、と言い続けてしまった私ですが、これはかなり日本人好みのミルクレープだと思いました。続いてパッションフルーツ。こちらはさらに酸味が前に出た味でしたが、これがまた甘いと酸っぱいのコンビにはまります。
しかし、途中で飽きました。。ドトールのミルクレープだったら最後の一口まで名残惜しく食べられるのに、Lady Mのミルクレープは最後の一塊を食べるのがちょっと辛かったです。
たぶん、やはり日本のケーキより甘いんだと思います。大きさも大きめなのかも。スポンジケーキと違って重めのケーキなので、もう二回りくらい小さい方が最後まで楽しめる気がしました。しかも高いんですよね……。お茶とケーキで二人で35ドルとか。ケイさん、曰く、ディンタイフォンより高かったそうです……。
そんなわけでLady M、美味しいのですが、リピートするかは微妙です。どうしてもミルクレープが食べたくなったら持ち帰って、家でちびちび食べた方が美味しく食べられそうです。
そしてジュロンイーストの夜は更ける
そんなわけで、ディンタイフォンとLady Mにトライした夜でした。ジュロンイーストは比較的よく来るものの、こうしたお店に入ることは少ないので、お誘いいただいて大変ありがたかったです。
まだまだ入ったことがないお店は山盛りありますが、これからもレストランに入ることとはあまりないと思うので、違うネタでジュロンイーストを紹介できたらと思っています。