シンガポールアテンド(1):ボタニックガーデン→チャイナタウン→アフタヌーンティー

   

先日、知り合いの方とそのご友人のお二人のマダムがシンガポール旅行にいらっしゃいました。私にとって滅多にないアテンドの機会、とても嬉しくて「おもてなし!」と張り切って観光に合流させていただきました。

しかし、日本からのお土産をたくさん頂戴し、シンガポール観光を私も堪能し、仕上げにアフタヌーンティーをご馳走になるという、アテンドどころか私がおおいにお世話になって、楽しんだ2日間になりました。恐縮しきりでして、日本帰国時にお礼をせねばという感じです。

なお、今回のアテンドに際して、朝食をとる場所についてシンガポールの某掲示板で質問させていただきました。ご回答いただきました皆さま、お世話になりました。ありがとうございました!

ボタニックガーデンCasa Verdeで朝食とナショナル・オーキッド・ガーデン

マダムたちご宿泊のホテルはグッドウッド・パーク。なぜか朝食の評判がよくないそうで、朝食はつけなかったとのことでした。そのため朝食の場所をリクエストいただいており、お店をいくつか事前にリストアップしてお知らせしました。

グッドウッド・パーク・ホテル

グッドウッド・パーク・ホテル

待ち合わせはホテルのロビー。通勤ラッシュの時間は私の移動に時間がかかるため、少し早めの7時半に待ち合わせ。朝食場所はリストから選んでいただいたのですが、観光もかねてボタニックガーデン(植物園)のレストランCasa Verde(カーサ・ベルデ)に決まりました。

ボタニックガーデンまではタクシーにて。グッドウッド・パーク~ボタニックガーデンのビジターセンター近くまで12ドルでした。この日は天候に恵まれ、青空が広がっていたもののそれほど暑くはないという、まさにボタニックガーデン日和。お店は車を降りて入口すぐ左だったのですが、テンションがあがったマダムたちとまずは入り口で撮影大会になりました。

一通り写真を撮り終えた後、Casa Verdeで朝食。平日の8時で、お客は2,3組でした。

想像していたよりカジュアルなお店でしたが、緑に囲まれた環境でオープンエアーなつくりは、晴れて涼しい日の朝食にはとても気持ちのいい場所でした。

注文はセルフサービスで、席を確保した後に、カウンターで注文します。支払いを済ませてもらった番号札を席の番号シールに置くと、食事ができ次第店員さんがそこまで持ってきてくれます。

せっかくなのでシンガポールらしいものにしました。全員、ナシレマ(ヘリテージセット12.5ドル)。ちょっと場所代もあるのか高いと思いましたが、ボリュームがあり、豆腐もついていて食べごたえは十分でした。マダムにも美味しいといっていただけて無事朝食のミッションを完了しました。

Casa Verdeの朝食(ヘリテージセット)

Casa Verdeの朝食(ヘリテージセット)

朝食の後はボタニックガーデン内を散歩。9時くらいでだいぶ明るくなっていましたが、日影は涼しく、本当に快適な散策になりました。あてもなく歩いていましたが、ナショナル・オーキッド・ガーデン(ラン園)に辿りついたので、入場料(5ドル)を払って入園。

ボタニックガーデン自体は2,3回目でしたが、ここのエリアに入るのは初めて。ランにそれほど興味が無かった上に、有料ならば別に入らなくていいかな、と思っていたからです。

ボタニック・ガーデンのナショナル・オーキッドガーデン

ボタニック・ガーデンのナショナル・オーキッドガーデン

それが、今回入ってみて大正解でした。いやぁ、ランの花ってこんなに種類が豊富で、そしてどの品種も可憐だとは思わなかったです。シンガポールらしく、よく手入れされていて花も展示もきれいでしたし。マダムが「PCの壁紙にするわ!」とバシバシ写真を撮っていたので、私も真似してPCの壁紙にすべく写真を撮りまくりました。

ボタニック・ガーデンで売ってたランの苗?

ボタニック・ガーデンで売ってたランの苗?

ボタニック・ガーデンで結婚式の前撮りしてた

ボタニック・ガーデンで結婚式の前撮りしてた

オーキッドガーデンを楽しんだ後も少しだけボタニックガーデン内を散策しましたが、暑くなってきたので次の場所に移動することにしました。

チャイナタウンでヒンドゥー寺院&仏教寺院+味香園のかき氷

ヒンドゥー寺院

ヒンドゥー寺院

次の目的地はチャイナタウン。ボタニック・ガーデンの駅は園内の端ですが、散策もかねて頑張ってそこまで歩き、そこから電車(ダウタウンライン)で向かいました。ちなみに、わが家に余ったEZリンクカード(PASMOみたいなチャージできるカード)が2枚ありまして、チャージしておいたものを差し上げました。その後私のアテンドがない日も便利だったと言っていただけました。

まず、チャイナタウン駅Aの出口から出てすぐの目抜き通り、パゴダストリートを歩きました。浅草の仲見世みたいな雰囲気で、何も買わなくても賑やかな雰囲気や、お土産物を見るのが楽しいです。

続いて、ローカルな雰囲気も味わおうとチャイナタウン・コンプレックスに入りました。ここの1階は雑貨店が所狭しと並んでいて、これまた見ているだけで楽しいです。マダムは「金玉満堂」と書かれたアンパオ(お年玉袋)をお買い上げ。アンパオって結構かわいいのや、お洒落なデザインものが多くて、お土産にいいかもしれません。

平日のお昼前だったせいか、あいにく閉まっているお店が多くてあまり見ごたえはありませんでした。

適当なところでチャイナタウン・コンプレックスを出て、次はかき氷が有名なスイーツ屋、味香園を目指しました。が、ここで私の極度の方向音痴が災いしまして、気づいたらオウトラムパーク方面(逆方向)に向かっていたようです。何かおかしい、知らない風景だ、と思いつつ、アテンドする立場なので地図を確認して気づきました。

しかし、道を間違えたおかげでいい発見がありました。お祈り中のヒンドゥー教寺院に辿りついたのです。チャイナタウンの有名なヒンドゥー寺院スリ・マリアマン寺院ではなく、「Sri Layan Sithi Vinayagar Temple」という寺院でした。スリ・マリアマン寺院より小さくて、ローカル感たっぷり。中から聞こえてくるお祈りの音楽に誘われて、少しお祈り中の内部を覗かせていただきました。マダムたちにも喜んでもらえましたし、私も楽しめました。

軌道修正をして、今度こそ味香園へ。私は前回の訪問で胡桃のペーストがとても好きになったのですが、今日はたくさん歩いて火照った体を冷ますべく、再び名物のかき氷をいただきました。
(→味香園の胡桃ペーストの記事はこちら「チャイナタウンでChew Keeのチキンヌードル&味香園の胡桃ペースト」)

チャイナタウン味香園のかき氷メニュー

チャイナタウン味香園のかき氷メニュー

一人一種類選んで、全員でシェア。3種類少しずつ食べられるなんて幸せだわ。選んだのはマンゴー、アーモンド、サワーソップ。甘いと酸っぱいのバランスが取れたチョイスかと思います。

チャイナタウン味香園のかき氷

チャイナタウン味香園のかき氷

マンゴーは鉄板だし、アーモンドは甘さを楽しめたのですが、クリティカルヒットだったのがサワーソップでした。これまでも当地で何度かサワーソップのシロップ漬けを楽しんでいますが、毎度食べるたびに唸るほど美味しいと思います。マダムたちもサワーソップが一番との評価でした。大満足の味香園でした。

味香園を出た後は、ヒンドゥー教のスリ・マリアマン寺院と仏教の新加坡佛牙寺龍牙院を見学しました。どちらもサラリと。あいにく、シアン・ホッケン寺院まで回る時間はありませんでした。
(→シアン・ホッケン寺院についての記事はこちら「新年あけましておめでとうございます!~2017年元旦はチャイナタウンで」)

グッドウッド・パークホテルでアフタヌーンティー

マダムたちは夕方にナイトサファリの予約を入れているとのことで、14時ごろにはホテルに戻りました。

プールビューのお部屋が素敵とのことで、お部屋とプールを見せていただきました。グッドウッド・パークは歴史ある、古い建物ですが、中は小ぎれいで清潔感がありました。内装も、雰囲気も落ち着いていて、大人の旅向けのホテルだなと思いました。

プールはロビーから見える表の物とは別に中庭にもう一つあり、そのプールが見えるお部屋でした。ガラス戸をあけるとそこはもうプールサイド。オーチャードという立地にありながら、静かだし、このリゾート感はなかなかです。自分が旅行でシンガポールに来たら泊まりたいホテルになりそうです。

グッドウッド・パークの中庭のプール

お部屋とプールを見せていただいた後は、ホテルの中のレスプレッソ(L’ESPRESSO)で、遅い昼食を兼ねたアフタヌーンティー。夫リサと来ることはまずないので、旅の便乗アフタヌーンティーはかなり嬉しかったです。

レスプレッソ

レスプレッソ

ここはよくある3段トレーのサーブはなく、お茶+ブッフェでした。お食事はフィンガーフードが多く、見た目もお味も品の良いものばかりでした。全種類食べることは叶わなかったのですが、食べた中ではグリルした鶏が一番おいしかったと思います。

グッドウッド・パークのレスプレッソのアフタヌーンティー

グッドウッド・パークのレスプレッソのアフタヌーンティー

ケーキも甘すぎず、本当にもっとあれこれ食べたかったです。朝ナシレマを食べすぎたことを後悔しました。

グッドウッド・パークのレスプレッソのアフタヌーンティー

グッドウッド・パークのレスプレッソのアフタヌーンティー

こちらでのアフタヌーンティー、マダムにご馳走になりました。また、別途日本からのたくさんのお土産を頂戴しました。半日たっぷり一緒に遊ばせていただいて、恐縮しきりでしたが、大変楽しいアテンドになりました。

マダムたちは部屋で休んだ後、ナイトサファリを楽しんだそうです。そして私ももう半日、別の日にアテンドしましたので、続きはまた後日。

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