シンガポールでの節約について考えてみた
一昨日、スマホが壊れて大騒ぎです。まだ現在進行形なので、決着してネタがまとまったら記事にしようと思います……。
さて、今日は無難なトピックです。シンガポールでの節約について。シンガポールに住んでいる人には当たり前すぎてつまらないことを書きますが、自分のシンガポール生活の記録として残したく思います。
節約の仕方って人それぞれだと思いますが、私はおおざっぱなので安い食材を求めてスーパーを回ったり、セールをハシゴしたりするのは苦手です。夫リサは恐らくそれを期待していますが、そこは勘弁してもらって、家計全体で大きなものの支出を控えています。
なお、以下は大きな偏見や誤解はないと思っていますが、飽くまでも私個人が見聞きした情報を元にした、私個人の感覚と意見です。
家賃を抑える
リサの努力と私の妥協で、だいぶ安いところに住んでいます。シンガポールの賃貸はHDB(公団)かコンドミニアム(マンション)が大半なのですが、HDBの方が設備が劣る分安いです。わが家はその高い方のコンドミニアムに住んでいますが、場所が悪く古いため、ちょっと条件のいいHDBより安かったりします。
当たり前ですが、中心部に近ければ古くても高いし、郊外でも新築や築浅は高いです。郊外のうちの近所にも築浅コンドがありますが、高くて論外でした。
家賃補助があるご家庭には関係のない点ですが、それがない我が家には死活問題であり、家計支出で大半を占める家賃を抑えていることは一番大きな節約のポイントです。
車を持たない
私は自費で車を持っている日本人に会ったことがないので、節約も何も車は持ってないのが普通のように感じますが、この国で車を買う&維持するのは大変なコストらしいです。
そもそもわが家には日本でも車がなかった。ゆえに大都会のシンガポールで車を持ってなかったところで、大差ない生活です。
タクシーには乗らない
交通費を抑えるというより、「タクシーに乗らない」と言う方がしっくりきます。
前述の自家用車がない分タクシーを活用する方が多いですし、シンガポールは日本よりタクシーが安いのもあって頻繁に乗る方が多い印象なのですが、安いと言ったってバスや電車の方が断然安いです。
というわけで、わが家はよほどの大荷物の時以外はタクシーには乗りません。最近は帰国で空港に行く時くらいです。
外食を控える
外食とは、主にレストランの食事のことです。フードコートやホーカー(屋台街)は自炊するより安いこともあるので除外。
レストランでの食事は日本より高いと思います。(この頃はシンガポールが高いのではなく、日本が品質の割に安いのかも?と思うようにはなりましたが。)
シンガポールのレストランは消費税(7%)に加え、サービス料(10%)を取るのがきつい。加えてお酒が高いです。幸い我が家は夫婦で下戸なのでアルコール無しで済みますが、それでも外食はわかりやすい贅沢なので控えています。
人によっては付き合いもあると思いますが、それは次の交際費にて。
交際費を抑える
これは抑え過ぎていいものか時々疑問に思いますが……シンガポール内での交際費はほとんどかけていません。付き合いで食事行ったり飲みに行ったり、遊びに行ったりすることがほぼありません。
夫リサも私も、特に日本人との付き合いを避けて生活している気がします。リサはどういう理由か知りませんが、少なくとも私は他の日本人との経済感覚の違いが怖くて関われないのです。(ちなみに経済感覚は、駐在だとか現地採用だとか働き方には関係がなく、飽くまでも個々人の感覚のことです)。
というわけで、二人とも日本人の友だちは皆無です。日本人以外も知り合い程度で、深い付き合いをしている人はいません。
孤独な夫婦かもしれません。こちらで生活しているうちに、似たような経済感覚を持ち、気が合う方に出会えたらぜひ親しくなりたいとは思っています。
趣味やレジャー費を抑える
最初に旅行費と書いたのですが、旅行って趣味とかレジャーですよね。なのでまとめて趣味・レジャーとしました。
シンガポールは娯楽が少ないと言われていて、実際私も東京に比べるとなんだか退屈に感じるのですが、それゆえか近隣国に旅行に行く人が多いような気がします。タイ、バリ、モルディブ、ベトナムなど、アジア好きにはたまらない旅行先がすぐそこですから。
わが家も住んでいるうちに一度くらいどこか行きたいですが、そう頻繁に旅行することはなさそうです。安いと言ってもやはり旅費って高い。
加えて国内での趣味やレジャーにもお金をかけないようにしています。リサの水泳、ランニング、サッカー、ギターの趣味は全部お金がかかってません。その他二人でカフェやプールサイドで本を読んだり、PCをTVにつなげてYouTubeを見たりして過ごしています。あ、ブログも趣味ですね。貧乏くさいですが、豊かな時間を過ごしています。
ちなみにわが家は思いがけず一時帰国の頻度が高めですが、レジャーで帰っているわけではないので交際費に近いです。
被服費を抑える
幸か不幸か、シンガポールのファッションがまったく受け入れられないので、服も靴もカバンもアクセサリも、身につけるものをほとんど買わなくなりました。
海外のブランド品はシンガポールにもわんさか進出していますが、興味がないのは幸いでした。
食費や水道光熱費を抑える
食費や水道光熱費を抑えるってわかりやすい節約ですが、インパクトは大きくないように思います。ゆえに私はすごく積極的に取り組んでいるわけではありません。食費は、日系や高級スーパーを使わなければ日本と変わらないです。
水道光熱費も、恐らく切りつめても20~30ドル程度しか変わらないので、家賃や外食を抑えればカバーできる範囲ととらえています。
最後に
最後に、あれこれかきましたが、収入を増やすことも大事だと思っています。その点私がパート労働者なのはどうなのよ、と時々自責の念に駆られます。
今は上記のような生活で特に危機感はありませんが、わが家に明確なファイナンシャル・プランがあるわけではなく、まずいな、と思うようになったら私も人並みに働くかもしれません。