シンガポール動物園(Singapore zoo)に行ってきました。
シンガポール動物園に行ってきました。シンガポールのメジャー観光スポットの一つですよね。
私たちは昨年の移住前の下見旅行の際は観光する暇がなく、住み始めたら行くまでもないかな、と縁遠くなった場所です。子どもでもいれば違ったんでしょうけど。
それでも私が急に思い立って夫リサに頼み、今日初めて行ってきました。暑くて疲れましたが、動物の展示の仕方も良かったし、シンガポールらしく施設がきれいでよく整備されていました。
アクセスですが、私たちは小さい子供もいないので電車とバスで行きました。アンモキオからだと138番、チョーチュカンからなら927番で行けます。タクシーが安いとはいえ、電車とバスだともっと安いです。さらに、チケットはリサの会社が法人年間パスポートのようなものを貸し出ししていて、無料で入ることができました。飲み物はシンガポール人のように水筒を持参し、わが家らしくリーズナブルなレジャーになりました。
涼しいうちに行こうとのことで、8:30のほぼ開園と同時に入場。既にお客さんがそこそこいましたが、入ってみたら園内が広いのもあってまだ空いてました。ただ、早く行きすぎるのも微妙でした。カンガルー、ホワイトタイガー、マレークマなど、まだ見られない動物が結構いました。どうしても見たかったホワイトタイガー、マレークマは後で再訪する羽目になりました。
以下、順不同で見た動物たちをつらつらと。
象のエリアでは餌やりを体験しました。5ドルで一カゴ買えます。象たちの「ご飯ちょうだーい」のアピールがかわいいです。オスは凶暴なので餌やりできるのはメスばかりだそうです。
猿系は種類が豊富で、かつ展示も開放的で楽しめました。リサはマンドリルが見たかったようですが背を向けられて残念そうでした。オラウータンは地面に打ち伏せていたのですが、なぜかその後ほふく前進しておりました。大きい鼻が特徴的なテングザルは、ご飯を食べるときに鼻がぶらんぶらんするのがおかしかったです。ガラス越しですが間近で子ザルも見られました。
まだ10時半くらいだったのですが、休みたくて入ったAh Meng Restaurantで軽くランチをとりました。ナシレマ9.9ドルを二人でシェア。ホーカーやフードコートに比べると倍以上の値段ですが、場所のわりには高くないかもと言う印象。緑のパンダンご飯も美味しかったです。私たちの入店時はさすがに空いていましたが、11時くらいからお店が混み始めたので、ランチは早めがいいかもしれません。
私が一番好きな動物のマレークマ。マレークマってくらいだからマレー半島のシンガポール動物園にいないわけがない、と思いましたが、やはりいました。
クマの中でも一番小さく、凶暴性も低いマレークマ。相変わらずとぼけた顔をして舌をぺろぺろさせていました。ただ、今日は遠くに寝そべっていてよく見られなかったです。。椅子さえあれば2時間は張り付く自信があるくらい好きです。ほんと、かわいい。
シンガポール動物園で一押し、そして恐らく人気なのがフラジャイルフォレストというエリア。テントに囲われたエリアに動物が放し飼いになっている場所です。バードパークにも似たような設備があったように思いますが、ここは動物園なので、鳥だけでなく小動物も間近で見られます。
ちょっと嫌だったのはコウモリの多さ。結構な数のコウモリがキーキー飛び回っていて怖かったです。コウモリに脅されて他の動物が逃げたりしてましたよ。あと、ナマケモノが見られると聞いたのですが、私たちは会えませんでした。
最後に退園前のお土産エリア。動物のぬいぐるみが山盛りです。売れるんでしょうね。どれもかわいかったです。マレークマがなかったのは個人的に残念ですが。
そんなわけで、12時前には動物園を出ました。私たちが出るころにやってくるお客さんも多かったです。暑いし混んでるだろうなぁと思いつつ、見たい餌やりやショーに合わせるのは仕方ないでしょうね。
久しぶりの動物園なかなか楽しかったです。観光で来るには不便な場所にあるし、目玉!と思えるような展示はないかなと思います。ですが園内はきれいでよく整備されているし、檻や柵がない展示は日本の古い動物園にはないものなので、家族連れには特にお勧めかと思います。
リサはもともと関心がそれほどなかったのもあって、もう行かないと言っていますが、私は一人でもまたふらっと来たいかもと思いました。