日本一時帰国(2016年7月):ポケモンGOをやってきた
シンガポールで未配信のポケモンGO。職場の人に「帰国したらやるんですか?」と聞かれ、気取って「興味ないですよー」なんて返していた私。ちゃっかり1週間遊んできました。帰国日がまさに配信開始日だったんです。テレビで騒ぎを見ていたら、ミーハー心がすっかり刺激され、到着した夜に早速ホテルでダウンロードしていました。
この時点ではポケストップでのアイテム入手方法どころか、そもそもゲームの目的すらも理解していなかったのですが、翌日からの2泊3日の夫の故郷で、移動の際や一人になったときにちょこちょこと操作方法を学習。ようやくアイテムやモンスターを手に入れることができました。話題だから、と義父や弟さんも挑戦していましたが、結局この2泊3日で一番やりこんでいたのは私だったかもしれません。
東京に戻ってからは用事が立て込んで忙しく、ポケモンGOのために出歩くことはできなかったのですが、それでも買い物先で覗いたり、家で朝や寝る前などにプレイしました。(GPSがおかしいのか、ちょっと離れた近所のポケストップに家からアクセスできたのです。)
もちろん集められたポケモンは種類も数も少ないし、課金が必要な卵の孵化やアイテムが必要なモンスターの進化もできず、バトルへの挑戦なんてできるわけもありませんでした。しかし短い期間、狭い行動範囲ながら結構楽しむことができたのです。
そんな、ポケモンGOの面白さを理解し始めたところでシンガポールに戻ってきました。やはり名残惜しさはあります。サービス開始前なのをわかっていながらも起動したら、やはりポケストップはどこにもないし、ポケモンの気配もありません……。
ポケモンGOがすでにいろいろな問題を引き起こしていて、未配信の国がサービス開始に慎重になるのはよく理解できます。ですが、人を集める力がある興味深いゲームです。使い方次第では観光スポットだけでなく、豊富な自然公園やショッピングセンターやホーカーのような公共の場所を、前向きに盛り上げられる気がします。
ポケストップやポケモンの出現エリアをうまく制限することで問題をコントロールできないでしょうか。シンガポールでの配信を楽しみにしています。
ちなみに、もしシンガポールで配信が始まったら心配なのは歩きスマホのマナーです。すでに歩きスマホの人にやたらぶつかることが多いので、これを機会に歩きスマホ禁止のマナーキャンペーンが始まったら理想的だとひそかに思っています。