シンガポールの学校で生徒が掃除するようになるらしい!
先日、「シンガポールってきれい?という疑問」という記事で、シンガポールの学校から掃除の人を無くす(生徒に掃除をさせる)という話が出ている旨書きましたが、今朝のニュースによると政府から年内実施のお達しが出たようです。ポイ捨てのニュースは1か月ほど前のものですが、この学校掃除は以前から検討されていたのか、即断即決だったのか…いずれにしても話題に上がってから実行までが早かったです。
目的はやはり教育のようです。ポイ捨てが増えた云々のことは書いてませんが、学校でいい習慣を身につけて家でも実行してもらうみたいなことが書いてあります。家でも掃除するようになるという好意的な意見や、授業時間がなくなる、疲れて勉強に集中できなくなる、と言った反対意見も載せられていました。
生い立ちや宗教などを背景にそれぞれの考え方があるので、反対する人もいて当然と思います。ですが私自身、学校の掃除は振り返ればいい経験だったと思うし、掃除中の友達とのコミュニケーションも楽しかったので、もちろん支持します。もし子どもがいたら掃除がない学校には入れたくないくらいかも。
この掃除の効果が社会に現れてくるのには、何年もかかるかもしれません。少なくとも私の帰国後にはなるでしょう。でも、いつかシンガポールに再び来たとき、自ら街を汚さない、汚したら自分できれいにする、そうした姿勢が人々の間に見えたら私は気持ちがいいだろうなと思っています。期待をしています!