シンガポールの気候
今日は珍しく朝から晩まで雨がしとしとしてました。雨季と言えど、一日雨が降ってることはそうないのです。日中の気温もさほど上がらず、湿度は高いながらも外でへらへらしていられる快適な一日でした。
さて、シンガポールの気候について一般的な情報と半年弱の私の実感を書いてみました。
まず一般的な情報ですが、シンガポールは赤道近くの熱帯雨林気候に属し、一年中高温多湿です。ただ雨季と乾季があり、雨季(10/11月~2/3月)は雨が多く、そのため湿度は高めで気温は若干乾季より低くなります。
私は昨年8月に下見旅行をし、9月末にこちらに来ました。8月の下見旅行は不動産探しでうろうろしていたせいか、ひたすら暑いという思い出しかなく、私はこの国で生活できるのか心配になったくらいです。ただ、暑いと言っても30~32度くらい。近年の35度を超えるような東京の真夏に比べれば生きていける温度かもしれません。
9月末の引っ越し時はヘイズという大気汚染がひどい時期でした。外出を控えており、あまり外の様子を覚えていません。引越しで慌ただしく過ごしているうちに雨季に入り、なにやら雨は多いけど過ごしやすい季節になりました。11月、12月は激しい雨が多かったですが、1月、2月はそれほどでもない気がしています。ただ、どかんと降るときはすごい勢いでして、特に雷はかなり怖いです。テレビを見ていると雷警報も出ます。先日私も部屋で一人立ちすくむような激しい雷が何度も落ちたのですが、隣の部屋の子供がわんわん泣いてました。トドメのような一発が落ちたときは「ギャヒー」とすごい雄叫びを上げてました。かわいそうに。。
湿度はやはりずっと高いと感じています。ただ、今のところ息がつまるほどの不快感はありません。また、部屋でクーラーをつけていれば温度だけでなく湿度も下がって快適です。よく、靴やカバンなど革製品にカビがはえると聞くのですが、我が家は幸い今のところ被害はありません。
カルチャーショックだったのは洗濯物。引越ししたばかりの時、お天気が良かったので洗濯物を外干ししたのですが、夕方に物干しごと取り込んだところ乾いていない…。そのまま部屋干しを続けたところ、部屋の中でようやく乾きました。お天気が良くても外の湿度が高すぎるのです。(風が抜けるような場所だと乾くかもしれませんが。)以来、我が家では100%部屋干しです。日中留守でクーラーがついていなくても、扇風機の風を数時間あてれば乾きます。
これから3月になると徐々に気温が上がってくるそうです。身の回りの手入れを怠っているとGさん…クカラーチャさんもわらわら出てくるそうなので、暑さとともに虫対策も気をつけなくてはと思っています。
…ところで、シンガポールに来てから天気予報を見なくなりました。これ、シンガポール人の人も言ってたのですが、日本みたいに天気予報が当たらないからです。天気が目まぐるしく変わるので技術的に予報が困難なんだろうと想像しています。なので私は外出時に晴雨兼用の傘を必ず持って出ます。
冒頭の写真は国家環境庁(National Environment Agency)が提供してる「myENV」というアプリの画面。東京アメッシュみたいに直近の雨雲の動きを確認できます。スコールに見舞われたときはこのアプリで雨雲の動きを見て、屋根から屋根へと素早く移動するのでした(笑)。