大学でスペイン語:講演会再び(1/21)
昨日は大学でスペイン語講座でした。ただ、別のクラスが再びゲストを呼んでの講演会をやるとのことで、そちらにみんなでお邪魔しました。(その分来週補講あり。)
ペルーで社会活動をされている同世代の女性の講演会だったのですが、同世代とは思えない逞しさを感じて静かに心打たれました。彼女は沖縄の日系3世で、お母様が2世ということですが、お母様もとても苦労しつつもやはり逞しく生きた女性とのことでした。
お母様の世代ではペルーの日系社会はそれなりの地位を築き、豊かでもあったようですが、一方で閉鎖的でもあったそうです。それを嫌ってお母様はペルーの男性と結婚してその社会を離れたそうですが、その後の人生とても苦労されたとか。
お話はいろんな話があったように思うのですが、どうにも私は彼女の底から湧いてくるような力強さとその背景にあるお母様の強さが印象に残りました。素直に自分にないものに惹かれるのよね。
質疑応答で、ペルーの人たちの困難な状況に対する逞しさの秘訣?について質問があったのですが、その回答がまたちょっと印象的でした。
無い物を嘆くのではなく、
無い物を手に入れることに夢を持つ
ということです。
それが暴力的な手段じゃあ賛同しかねますが、それでも前向きで明るい気持ちになりました。
ちなみに今回の講演会、通訳にクラスの生徒さんが引っ張り出されてました。社会人講座なのでいろんなバックグランドの人がいるでしょうけど、通訳できる人がいるってすごいなぁ。