シンガポールでの外食費例
シンガポールの外食費について。共働きが当たり前なのと、暑い気候のせいか、こちらの人はあまり料理をしないそうです。そのため外食産業が盛んな印象なのですが、普通のレストランで食べると「んん!?」という高さです。(「普通」の定義は、ファストフード、フードコート、屋台(ホッカセンター)以外のお店だと思ってください。)
なので外食はもっぱらフードコートなのですが、先日ランチに二人で普通のレストランに入ってみました。注文したのは冒頭のポークリブスープ(肉骨茶:Bak Teh)にご飯と揚げパンがついたランチセットと、野菜炒めの小皿1つ。飲み物は水道水(有料)を2つ。私はあまりお腹が空いてなかったので、一人前に毛が生えた程度の量です。私たちは小食なので、人によっては一人分でしょう。そのお値段がこちら。
・ランチセット:6.90
・野菜炒め:3.50
・水×2:0.60
・サービス税(10%):1.10
・物品サービス税(7%):0.85
合計:12.95ドル(1,100円くらい)※1シンガポールドル=83円で計算
高い…。いや、日本の感覚で「同じくらいじゃない?」と思うかもしれませんが、こちらの現地採用の給与水準を考えると、決して安くないです。税金のうち物品サービス税(GST。日本の消費税のようなものであらゆるものにかかる)はともかく、サービス税(10%)はレストランやホテルで加算されるものです。なので「普通」のレストランで食事すると加算されるし、当然食事の合計金額が上がればさらに高くなります。私たちは「贅沢税」と呼んでます…。
幸いフードコートがどこもきれいで美味しく、値段も安いので、外食はフードコートで事足ります。また、住む部屋が決まって引越ししたらぼちぼち自炊も始めると思うので、「普通」のレストランとはあまり縁なく済みそうです。
ちなみに、為替の影響も少なくありません。3,4年前は1ドル60~70円でしたから、当時赴任していた人たちには安く感じたかもしれません。…世界生活費ランキングで上位をさまようシンガポール。日本の生活よりさらに堅実な生き方を身につけられそうです…。