!Que Feliz!:サルダーナに遭遇(8/15)

   


ただいまバルセロナは16日(火)のシエスタ(14時~16時)タイムです。日記の日付がくるってますが、これは8月15日(月)の日記です。

最初に、スリの話。幸い、まだスリの被害にはあってませんし、あわないようにとても気をつけています。こちら在住のasaちゃん曰く、バルセロナのスリや置き引きの被害はなんと世界一位だそうです。二位はローマで三位はマドリード(笑)。上位を占めるスペインって一体。。あと、日本人が本当によく狙われるそうで、こちら在住の人はIDの所持が義務付けられてるのですが、日本人だけ原本じゃなくてコピーが認められてるとか。あと、地下鉄でスリ注意の車内音声アナウンスが日本語でもあるんですよ。まいったな、ほんと。

さて、今日8/15は祝日でお休みです。その都合で学校が明日からになり、なので今日も一日観光にあてました。午前中はあらかじめ日本語の半日ツアーを申し込んであったのでそれに参加して、午後はまたasaちゃんとぶらぶらしました。

バルセロナ半日ツアーはこんな内容でした。

・コロンブス記念塔&ランブラス通り(車窓)
・モンジュイックの丘(下車)
・オリンピック関連施設やスペイン広場(車窓)
・グラシア通りのカサ・ミラ、カサ・バトリョ(車窓)
・グエル公園(下車)
・サグラダ・ファミリア



昨晩のフラメンコとセットで33ユーロというキャンペーンで申し込んだのですが、正規価格は確か58ユーロです。ちょっと高いと個人的には感じますが、日本語の説明や、バスで効率よくめぐることができるので、時間が限られてる人にはいいと思います。そして素晴らしいのが、激混みのサグラダ・ファミリアに団体だとすんなり入れる点です。特にこの日は混んでたので、個人客は長蛇の列でした。それが待ち時間なしはかなり大きいです。

まず、バスでコロンブス記念塔やランブラス通りを見た後、モンジュイックの丘に行きました。ここは高台でバルセロナの街を一望できます。なんてことはない(笑)感じでしたが、やっぱり街中にそびえたつサグラダ・ファミリアの堂々ぶりが素敵でした。

続いて、1992年のバルセロナオリンピック関連の施設も少し車窓から見ました。「ここで岩崎恭子ちゃんが金メダルを取りましたー」なんて聞くと感慨深いです。

丘を下りて、グラシア通りをバスが抜ける途中、ガウディ作の世界遺産カサ・ミラとカサ・バトリョを車窓から見ました。この辺はアクセスがいい場所なので、気になればまた後で直接観に来ればいいかなという感じ。

そして着いたのがグエル公園。これまたガウディの世界遺産です。グエルがガウディに依頼して作った集合住宅なのですが、売れずに公園になったという。とてもファンシーな素敵な場所でしたが、いかんせん暑くて、しかもスリ多発エリアで気をつけなきゃいけない場所で、なんだか楽しめませんでした。。日影が無いので、ここは真夏の見学は向かないかも…。

そしていよいよサグラダ・ファミリアです!近くで見たとき、すでに涙目。他の建物では感じない圧倒的な何かを感じます。理屈抜きですばらしい。

そんなサグラダ・ファミリアの周辺は、建物の一回り外くらいから道が渋滞している混雑ぶりです。しかしツアー参加のお陰ですんなり入場することができました。

入場前に、生誕の門手前の公園から全体像を楽しんだのですが、ジプシーやら泥棒やらがいて騒然としました(笑)。ガイドさんが日本語で「この人はジプシーだから無視してください」と言ったり、「今ここに泥棒がいると地元の人が言ってるので荷物気をつけてください」と言ったり。本当にバルセロナの眼光名所は泥棒名所のようです。サグラダ・ファミリア内部も、わざわざ入場料払って内部で犯行を働くスリがいるそうです。ひー。

入場の前後、サグラダ・ファミリアの説明がありました。事前に外尾さん(サグラダ・ファミリアの石像を一部作った日本人彫刻家)の本を読んでいたので、知ってることも一部ありました。生誕の門は外尾さんの作品が多いのですが、反対側の受難の門は別の作家の作品で、全然テイストが違って面白いです。

一通り説明を受けて、ツアーはそこで解散でした。あとは自由に見ることができるので、内部でゆっくりしたり、地下の資料館をぶらぶらしました。ちなみに以前は階段で上に登ることができたそうなのですが、7年前からエレベーターになったそうです。さらに有料で完全予約制になり、今日私は時間も無いのでやめておきました。

14時くらいにカタルーニャ音楽堂へ移動。ドメネクというガウディと同時代に活躍した建築家の最高傑作と呼ばれる作品で、これまた世界遺産です。(バルセロナは見事なくらい世界遺産だらけ!)asaちゃんと待ち合わせしてたのですが、少し早く行ってランチでまたピンチョスをいただきました。

カタルーニャ音楽堂では、入ると説明のビデオを見た後、建物の説明を受けられます。それほど大きい建物ではないので、全体は30分程度の館内ツアーだったでしょうか。自動演奏でパイプオルガンの音が聞けるのが目玉かもしれません。ちなみにビデオで、モンセラ・カバリエ(バルセロナ出身のオペラ歌手)がフレディと歌った「バルセロナ」が一瞬流れて感激しました。建物は確かに素敵でしたが、やっぱりここは音楽堂だから、演奏を聴いてなんぼかなーと思いました。

さて、今日からグラシア地区という場所でお祭りです。もう一人Facebook経由で紹介していただいたこちら在住の日本人Tさんが仕事で出展しているというので、会いに行きました。本当は一人で行こうと思ってたのですが、asaちゃんが付き合ってくれて、結果的には道がわかりづらかったのでとてもとても助かりました。

祝日なので観光地をはずれた地区は本当に人がおらず、静かなのですが、お祭りで局地的に大騒ぎになってました。Tさん無事に会えて、たくさんお話ししましたが、もともとasaちゃんはお祭りや人混みは嫌いとのことだし、私も疲れてたのでそこを離れようという話になりました。

が、そこで奇跡が…!

asaちゃんが「サルダーナの音楽が聞こえるよ~」と歌うように囁くではありませんか!

で、音に誘われるがまま行ったら、なんとイベント会場でサルダーナがやってました…!

バルセロナでぜひ見たいものの一つだったサルダーナ。カタルーニャの人々の団結や誇りを感じる伝統的な踊りです。手をつないで輪を作り、伝統楽器で演奏する音楽に合わせてステップを踏みます。なんというか…見た目はシンプルなんですが、その背景や人々の思いを感じると、とても感動的な踊りです。

あーうー言いながら写真とビデオを撮りまくる、典型的な観光客と化しました…。もう、観るのを完全に諦めてたので、本当にうれしかったです。asaちゃんに大感謝です。

夕食どうする?と聞かれながら、とにかく混んできたので電車に乗ろうと言ったのですが、今度はパレードに遭遇(笑)。派手な太鼓の音とともに、人形に付けられた花火の火花がが周辺にまき散らされるという過激なパレードです。本気で火花が飛んでくるので、下手するとやけどします。しかしasaちゃん曰く、6月の夏至の時の方がもっと派手だとか…。

何度か火花を堪能(笑)したあと、電車に乗って移動しました。

夕食はレストランでアボカドのサラダとジローナの子牛の料理をいただきました。どちらもおいしかったです。そしてこの後、asaちゃんの配慮で陽が落ちてライトアップされたカサ・バトリョとサグラダ・ファミリアを見に行きました。私は予定でしてなかったのですが、asaちゃんが見た方がいいということで連れて行ってくれたのでした。

いやー、夜のサグラダ・ファミリアにはまた泣かされました。サグラダ・ファミリアだけは滞在中、もう何度か来るかもな…。

そして明日からいよいよ語学学校です。遊びもここまで!(笑)

(※写真や動画はFacebookに一部掲載中。帰国してから整理してブログにも掲載します。)

■使ったお金(8/15)

・水(0.6)
・タルヘタ10(8.25)
・ランチのピンチョス+コーラ(8.90)
・コーラ(3.0)
・夕食(19)

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