本「20歳の時に知っておきたかったこと」

   

ティナ・シーリグの「20歳の時に知っておきたかったこと」を読みました。NHKのスタンフォード白熱教室に出ていた先生の本です。番組自体は1、2回しか見てないし、本も話題になった割にはさほど興味を持ってなかったのですが、本田直之さんが自身の講演であまりにもプッシュしてた本だったので読んでみました。

率直な感想としては、興味深い話もあるけれど、それほど私の心には響かなかった、という感じです。そもそもアントレプレナー教育をしている方の本なので、起業に対して関心が薄いと得られるものが少ないです。逆に本田さんのような人には響くのでしょう。

常識を疑い、そこから何かを生み出すということはとてもエキサイティングですが、それをやるかやらないかはその人の資質。私は子供のころから起業なんて考えたことないし、これからもこのスタンスはあまり変わらない気がします。

興味深かったのが、失敗に対して厳しい日本では起業家が育ちにくいと聞いたことがありますが、日本に限らず同様の環境の国が少なくないという話。むしろシリコンバレーのような街の方がレアなんじゃないかと思いました。

あと、言い訳を否定的に書いたくだりには共感しました。私も、言い訳と言うのは人の進化を止める悪癖だと思っています。

今、ブレイクスルー力を高めたいと感じている人は読んでみるといいかもしれません。私にも、状況が違ったらもう少し面白く読めた本だったと思います。ちなみにタイトルに20歳と入ってますが、30~50代くらいまで参考になる本だと思います。

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