大学 de スペイン語講座
昨日(5/7)、大学のスペイン語講座の初回講義に行ってきました。初回のみ各クラスを覗けるので、これでレベル合わせをします。
スペイン語クラスは初級と中級があり、さらにそれぞれがさらにレベルでI、IIに分かれてます。私は一からやり直したいという気持ちがあったので、初級Iを受講するつもりでした。
初級Iは帰国子女の日本人の先生で、日本語によるスペイン語の文法を中心とした講義でした。中高時代の英語の授業を思い出させるようなスタイル。スペイン語を聞くことも、口にすることもあまりなく、ひたすら日本語による説明を聞く…。
だぁ!
ダメだわ(笑)。本気で一から丁寧にやりなおすならいいですが、私にはそこまでの覚悟もないし、遊び心が欲しいです。いい先生でしたが、このクラスはパスです。
お昼は学食でランチ。周辺のお店も開拓したいですが、学食も懐かしい!今日はチキンカツ定食にしました。390円と値段も学生価格です。学内の文具売り場は一律25%オフだし、学生っていろいろケアがありますわね~。
午後、初級IIを受講しました。先生はメキシコ出身のネイティブ!しかもイケメンなせいなのか、受講生におばちゃん多数でした。先生は明るく楽しいし、授業で扱うパワポや動画は面白いし、なかなかいい雰囲気です。
だがしかし、やはりレベルが少し低い。先生がせっかくネイティブなのに、先生がスペイン語を話すとおばちゃんたちたぽかーんとしてるので、結局日本語になってしまうのです。これは先生の問題じゃなくて生徒の問題なんですが…。私の前のおばちゃんなんぞ、先生が講義してるのに隣のおばちゃんとのおしゃべりに夢中だし。
困りました。この初級I、IIの時間帯に、中級I、IIをやっていたので、私は中級クラスを覗くことができませんでした。先生だけじゃなく、生徒の質でクラスの雰囲気が変わることがよくわかったので、初級がダメだったからといって中級がいいとも言えません。
本気で困ったな、と思いつつ、さらにその次の「ラテンアメリカのスペイン語」という講義を覗いてみました。これは中級より上の設定なので、一応講座の中で一番上のレベルらしいです。
先生はペルー出身のネイティブ。授業はもちろんオール・スペイン語。このクラスが…素敵でした。先生は丁寧にゆっくり言葉を選んでしゃべるので、確かにレベルは上でしたが、なんとか聞き取れました。授業はテキストを使った講義ではなく、中南米や世界のニュースを取り上げて話をするというスタイル。この日はペルーのフジモリ大統領の娘の選挙立候補のトピックだったのですが、内容にもなかなか興味がもてます。
たぶん、このクラスで文法を復習するのは難しいでしょう。でも、参加したいという前向きな気持ちを持てることが社会人の勉強には必要です。生徒さんも少な目でみなさん真剣な落ち着いた雰囲気の人ばかりだったし、このクラスを…受講するかもしれません。
もう一つ興味があるクラスがこの時間にあり、途中で抜けさせてもらいました。もぐりこんだのが「ラテンアメリカ講座」。語学ではなく、日本人の先生による一般の講義です。共同通信の記者の先生で、主にラテンアメリカの政治をトピックに取り上げるようです。
南米各国の政治情勢について生徒に読み上げさせ、そこに先生が解説をつけくわえてました。面白そうだな、と興味半分で覗いたのですが、想像以上に濃かった(笑)。キューバのフィデル・カストロの引退の会議の話とか、とても興味深いのですが、そこまで興味ない…というくらいの濃さでした。たぶん、先ほどのスペイン語を受講するのでこのクラスは取りませんが、ラテンアメリカ情勢に興味があれば、面白そうな講義ではありました。
来週には申込みです。たぶん、「ラテンアメリカのスペイン語」を受講すると思いますが、文法を学びたい気持ちが残っていて、中級も取ろうか迷ってます。もう一回お試しさせてくれればいいのになぁ…。
ちなみに初級IIの先生が使った動画で一つツボなのがありました。スペイン語で子どもがお母さんに
「?Como se escribe vaca?(牛(vaca)ってどう書くの?)」
と聞いてる動画なのですが、日本人が聞くと
「バカってどう書くの?」
と脳内翻訳してしまうのです。しかも先生がリピート再生するもんだから、「バカってどう書くの?バカってどう書くの?」と頭で回って一人でウケてしまいました。子供がかわいい声で言ってるのがポイントです。