富山旅行記(9/25)-1
9/25~27の2泊3日で富山市に遊びに行ってきました。目的は「ジャパンロボットフェスティバル」で開催される「第16回ROBO-ONE」の観戦。ただ、ロボットだけじゃもったいないし、電車の都合もあって1日早く行ってちょびっと観光もしてまいりました。なお、ブログの構造上カテゴリ分けしたいので、旅行とロボットは別の記事にしたいと思います。
9/25(金)。一日だけ仕事の休みをもらいました。あまり飛行機が好きじゃない私は、富山まで電車で行きました。所要時間約3時間半~4時間。上野発7時すぎの電車に乗って、富山駅に着いたのは11時でした。意外と遠く感じました。朝早かったので、電車の中ではほとんど寝てましたが、それでも小ネタはちらちら。
特に長岡から富山にかけて乗ったほくほく線がなかなか良かったです。海沿いをずっと走る区間があったのですが、水面が午前の光にあたってきらきらときれいでした。遠足の子供たちが橋の上から電車を見送ったり、田園風景では竹馬で旅してる人(笑)を見かけました。のどか~。乗った電車は古い車体で、トイレも古いタイプだったのですが、ゆれがひどくて腰がおかしくなるかと思いました。あと、車内で飲んだコーヒーが不味かった。味見せずにミルク入れてしまったのですが、あれは濃い麦茶だったんじゃないかという疑惑があります・・・。
11時ごろ富山駅着。まずはホテルに大きい荷物を預けたいので、ホテルに移動。ひどい方向音痴なのに、ホテルの地図が間違っていて、少し迷いました。(富士銀行はとっくに無いでしょう・・・。)それでも無事ホテルに着いて荷物を預け、再び富山駅へ。目的はライトレールです。
富山のライトレールは一時期だいぶ話題になったのでご存知の方も多いと思いますが、車に依存しない街づくりなどを目的に整備されたハイテク路面電車?です。富山駅北口から富山港近くまで走っています。運賃はどこまで乗っても200円。私自身、ライトレールに乗ることだけが目的だったので、どこに行きたいのかもどこに行けるのかもノープランのままとりあえず乗りました。ただ、終点がどうやら富山港の近くだということだけ調べてあって、海の近くぷらぷらするだけでもいいだろうという感じでした。
2006年に開業したこのライトレール、車体も車内も駅もぴかぴかです。ゆれも少なく音も静かでとても快適。で、車内を見回したら、なにやら終点の岩瀬の観光マップがあるではないですか。ちょうどいいので車内で観光スポットを確認しました。富山港を望む展望台、三角のドラ焼きなんかが有名みたい。
岩瀬浜駅に着いて電車を降りて、少し歩くと「岩瀬カナル会館」という建物があります。レストランやお土産を売っている建物。ちょろっとお土産を下見しました。ライトレールに関する本があって読んでみたかったのですが、3,000円以上したので購入は断念。どこかで読む機会があればいいなぁ。
さらに歩いて「飛び団子」のお店へ。空から飛んできた団子を食べた武将が元気を出して魔物を退治…という愉快な伝説が残るお団子。1個70円。日持ちするならお土産に…と思ったのですが、今日中とのことで、団子2個+お茶で140円のセットをその場でいただきました。140円なんてお手軽さが素敵です。
団子で元気をつけて富山港展望台へ。なんだか展望台の脇がゴミ山なんですが、あれはなんでしょう。スクラップ?くず鉄?いずれにしても観光地の光景ではない(笑)。展望台の中はぐるぐると階段が壁に沿って上っていて、それをえっほら登ります。最上階では全方向ガラス張りであらゆる方向を見渡せます。
意外だったのが眼下に広がる富山港。私、勝手にのんびりした漁港をイメージしてたのですが、思いっきり「工場萌え」な風景でした。左にはドックが!萌える!おうおうおう。近くで見たいけどあそこまで行く体力は…ない。
大町新川町通りという雰囲気のある通りをぶらぶらしながら、続いて北前船回船問屋「森家」へ。この辺りは幕末から明治にかけて交易が盛んだったそうで、「森家」もそれで栄えた旧家のひとつ。重要文化財にも指定されてるこの建物、やはり古い建物はそれだけで素敵な雰囲気です。
「富山旅行記(9/25)-2」へ続く