つくば
今日、産総研とサイバーダイン目当てで「つくば」に行ってきました。以前、引越し先としてつくばに興味があるという話をここに書きましたが、その後あきらめました。でも今日はやはり、「住む町としてどうか」という目線で町を見ていた気がします。
そんな目線で「つくば」を見たとき、ポジティブなのはTX(つくばエクスプレス)に乗れば1時間以内で都心からアクセスできること。全然通勤圏内だと思います。さらにTXは乗車数が好調で、早々に東京駅まで延びる可能性が高くなっており、今後さらに便利になると思われます。
一方でネガティブなのは、密度が低いということ。都会の高密度な環境で育つと、建物と人の密度の低さが妙に寂しかったりします…。排ガスと人ごみとビルに囲まれて育った私には、空気がきれいで広々してる環境に身をおくと、妙に寂しく悲しくなるのです。
そしてやはり、その低密度な町並みには車が必要だろうと思いました。そんな当たり前のことは誰もが口をそろえて指摘することなのですが、車持ったらその維持費だけで今の東京の経済状況とあまり変わらなくなる気がします。それって本末転倒…。
イーアスつくばがある「学園都市」でも降りたのですが、周辺の豊かな緑とセミの声を聞いていたら、子供の頃連れて行かれた母親の田舎を思い出して、トラウマスイッチが入りました。私は田舎暮らしはできない…。
総合すると、一人暮らしのうちはつくばに住むことはないと思います。一人であの低密度な環境は精神的に耐えられないと思う。地縁血縁なく、友達もいません。想像するだけで憂鬱です。ただ、ファミリーならいいのかもしれない、という気持ちはわきました。なので、そんな状況になったときにまた「つくば」を選択肢に入れたいなと思っています。