求道会館見学
本郷の求道会館を見学してきました。僧侶(近角常観)が布教のために建てた仏教の教会堂で、東京都の有形文化財になっています。古い建物で長らくボロボロだったそうですが、有形文化財になったことで都や区からお金が出て、無事修復・維持されているそうです。
仏教の教会堂、というもの自体がとてもユニークなのですが、デザインもそれにならって和でもなく洋でもないものでした。教会でもなく、お寺でもないのです。信念をもった僧侶と天才建築家の出会いの産物です。
ちなみに一般公開は月一回だけで、建立した近角常観のお孫さんが解説・案内をしてくださいます。大学の客員教授もされている建築家の方で、話がとてもわかりやすく思い白いです。近角常観の話も面白いですが、建築好きさんに特にお勧めです。