お見合いしました

   

実は11月某日、人生初のお見合いをしました。人生初というには歳を取りすぎですが、初めてなのだから仕方ない。なんで今頃このネタを書いてるかというと、お世話になったおばさんに先ほどお礼の電話をし終わったから。


お見合いと言ってもとてもカジュアルなもので、紹介いただいたお宅にお邪魔して、みんなでワイワイと昼下がりのお茶をいただきながらの会でした。相手の方との会話より、陽気な一家に囲まれて妙な盛り上がり方をして、まるでパーティーのようでした。(実際、来ていた女の子のお誕生日会もやりましたが。)ケーキ食べて、シュークリーム食べて、果物食べて、漬物食べて、コーヒー飲んで、お茶飲んで・・・(笑)。世間話も散々盛り上がって普通に楽しかったです。この一家のお兄ちゃんとは20年ぶりくらいに会ったのですが、こんな面白い人だったのかと驚いたりしました。

その後、せっかくだから二人で話してきなさい、ということになって相手の方と二人でカフェでお茶。うーむ、うーむ。事前の写真やプロフィールで、恐らく私とは合わないだろうなぁと思ってましたが、やはりお互いなんら共通点や感じるところを見つけられず、何事も無く終了。相手の方も「フィーリングが合わない」と言っていたそうだけど、まさにそんな感じ。社会人として無難な会話はできても、当たり障りの無いネタばかりが続きました。

私は、自分では言いたくないのだけど、変わってると思います。その変わってることに価値観を置いてきたので、何の疑問も不安も抱いてこなかったのですが、ここにきて世の中って普通の人のほうが多いことに気づきました。(普通の人がいるから変わっている人が変わってると言えるのだけど。)ストライクjゾーンが狭い理由はまさにここ。普通の人は退屈だし、普通なのに面白い人を演じようとする人には怒りすら覚える。本当に面白い人って少ない。しかも自分にとって面白い人・・・。

あー。
こんなワガママだから一人なんだー!

って、知ってたけど(笑)、まぁ、今回は思い知らされました。でも、多分、我慢して退屈な人と一緒にいるくらいだったら一人でいるんだろうな。うん。そうなると一人で生きていく力も持たないとと思うのでした。

(※そういえば私の周囲で結婚している変わった人は、夫婦二人とも変わっている人はいないような気がします。片方が普通で、相手を許容しているという印象を受けます。私の理想は、両方とも変わっていて、お互いの妙さにひょひょひょ・・・と喜び笑い合う感じなのですが、それってすごく難しいのかも。)

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