＜旅メモ＞石川旅行（7/29：母の実家→金沢）
遠くに虫の声を聞きながら、窓から入る気持ちの良い朝の風に包まれて目が覚めました。今日はまたおばあちゃんに会いに行き、その後金沢に移動です。
てっつんは朝から一仕事してきたらしく、朝食の席で仕事着でした。朝ごはんをいただき、またひたすらしゃべり始める４人。私はほどほどだったのですが、相変わらず母とてっつんがひたすら話続けています。私はちょっと眠かったので、途中離脱して部屋でうとうと。小一時間くらい経って戻ってもまだしゃべってる。そうこうしているうちにＨおばちゃんがお昼を出してくれました。ありゃ、午前中ずっとしゃべってたのか！（笑）
昼ごはんの時間にはおばあちゃんのところに行くので、ちょっと早めのお昼をいただき、家を出ました。これで母の実家とはしばらくお別れです。少し後ろ髪ひかれながら、てっつんの車でおばあちゃんのいる施設へ移動。しかし、てっつん、道に迷いました。「関係者以外立ち入り禁止」の農道を走ってます。おい！･･･遠回りして、Ｈおばちゃんに電話で道を聞こうと思った矢先、ようやく着きました。
おばあちゃん、食堂で一人取り残されています。どうやら私たちが来ることをＨおばちゃんが連絡してくれていたので、食事を取らずに待っててもらったようでした。ちょっとかわいそう。とにかく、母が介助してランチタイム。車椅子で部屋に移動し、またそこでひたすらおしゃべり。記憶もあいまいだし、白内障で視力もないそうなので、誰がどんな話をしているのか、あまり一致しません。てっつんがＲおじちゃん（母の弟＝おばあちゃんの息子）を装って演技したり、おばあちゃんの言葉を引き出す挑戦をあれこれしました。
何時ごろだったか忘れましたが、そろそろ、という時間になって施設を出ることに。おばあちゃんに別れを告げて、てっつんに駅まで送ってもらいました。てっつん、お世話になりました。ありがとう！東京で接待するのでまた遊びに来てください。
特急電車の乗って一時間ほどで金沢に到着。今日の夕食はＲおじちゃんととる予定。その前に今晩泊まるホテルに行ってチェックインし、荷物を置きました。Ｒおじちゃんとの約束まで微妙に時間が余ったので、お土産の買い物をしてしまおうということになり、金沢駅の「百番街」へ移動。お土産屋など、色々なお店が入った場所で、それぞれお土産を買いました。滅多に旅行に行かない母は、出かけるといつも大量にお土産を買います。当然持って帰れないので、その場で宅配。私のものもまぜてもらっちゃった。ちょっと楽しました。
早めに着いたＲおじちゃんと合流し、タクシーで片町へ。「おいしいものを食べましょう」と言って案内してもらったお店は、一見普通の新しくてキレイな海鮮居酒屋さん。のぼりの出し方とか、店構えとか、とても普通な感じ･･･だったのですが、いやぁ、すごいお店でした。さすが食通のＲおじちゃん。居酒屋といえど、メニューに値段が無く、時価で新鮮で最高のものを出してくれる一級お店でした。私、魚介類はそれほど好きではないです。（貝類はむしろ苦手。）が、苦手なものも、「品の良いものはおいしい」ということを改めて感じさせられました。
お通しは氷見うどん。「氷見（ひみ）」は富山なのですが、石川県で獲れた魚も氷見港にいくそうで、このお店の食材は主に氷見から。このうどん、細いのにコシが非常に強くて、とっても私好みのうどんでした。以降の注文はおじちゃんにお任せ。まずはノドグロ（喉黒）が到着。
ノドグロはその名のとおり、喉が黒い魚でした。箸を乗せて柔らかい身だなぁと思ったのですが、口に入れてビックリ。すっごい脂がのっていておいしい！うーん。とろけます。焼き魚なのに、とろとろ～。母も私もほいほい食べてしまいました。
下の写真はタイラギ貝。九州で獲れた物らしい。貝の大きさもびっくりですが、その貝柱の大きさもびっくりです。高級貝らしいです。焼いて海苔で巻いていただきました。贅沢な磯辺焼きでした。
そのほか、天然で超巨大な牡蠣や、種類が豊富で珍しいお刺身などをいただきました。（コチという魚のお刺身が歯ごたえがあっておいしかったです。）牡蠣は私は食べられないので遠慮しましたが、母がくらいついて「濃厚！」とはしゃいでおりました。確かに好きな人にはたまらそうな見た目をしてます･･･。
そんなこんなで、大変贅沢な海鮮夕食になりました。Ｒおじちゃんにご馳走になりました。ありがとうございます！ちなみにホテルに帰るのタクシー運転手さんは無口だったのですが、私たちがノドグロの話をしていたら「関東の人は食べないでしょ」とぼそりと言ってました。ノドグロは北陸ではメジャーな高級魚のようです。
･･･ホテルに戻って温泉につかってまったりして、就寝。明日は金沢観光をして東京に帰ります。