ROBO-ONEに行ってきました。
二足歩行ロボットの格闘技大会、「ROBO-ONE」の予選を後楽園ホールに観に行ってきました。9時30分の開場に合わせて行ったつもりが、予想以上の参加者が集まったとのことで、一般の入場が10時に変更になってました。
10時に無事入場したのですが、一般観客席は結構がらんとしてました。下手すると参加者の方が多いんじゃないか、というくらい。アナウンスによると、参加者は例年の倍近く集まったそうです。
予選は、ロボットが2分の制限時間内に規定のパフォーマンスをして、審査されます。今大会の規定のパフォーマンスは「なわとび」と「人の役に立つこと」という2つのテーマが与えられてました。
なわとびは難しい、というコメントがありましたが、これって去年の高専ロボコンでも言ってたなぁ。(というか、なわとび自体高専ロボコンの真似?)・・・こういう難しいテーマを渡すことで、進化・発展を促す意図があるそうです。面白いですね!
また、「人の役に立つこと」というテーマは(いい意味で)あいまいで、参加者の個性が出たテーマでした。多かったのは「雑巾がけ」。あと掃除とか、料理をやるロボットも多かった。そんな中で個性的だったのは、目薬を注してくれる、歯磨きをしてくれる、子供をあやす、そして、チケットのもぎりをしてくれる・・・などといったパフォーマンスでした。
予選は淡々と、そして延々と続き、面白いパフォーマンスも数々ありましたが、結構疲れました。しかし17時に始まったハイレベルな人たちのデモは技術も演出もパフォーマンスもレベルが上で、ここから先は目も開きっぱなし(笑)。皆さん、プレゼンもうまくて本当に楽しかったです。
ところで、以下はちょっと愚痴。非常にマナーの悪いプレスの人がいました。正面でカメラを構えてる人はみんなカメラを低くして座ってるのに、その人は堂々と高く三脚を立て、本人も立って観戦。片方のリングの試合がその人のせいで見えない!しかも、時々一番前のキッズシートに乗り込んで、子供を押しのけて写真を撮ってました。はぁ?!って感じです。
海外のプレスの人だったらしく、自分の国の選手のデモが終わったらいなくなったのですが、とても腹が立ちました。注意ができない自分も情けないですが、ほおっておく会場係員もイカンです。
あと、司会者のコメントに結構とげがあったのも気になりました。規定のパフォーマンスができなかったり、道具を忘れたりするなどの準備不足や、制限時間オーバーの参加者に対してイチイチ咎めるような皮肉をこぼしてたのが妙に耳に残りました。時間オーバーで演技を続ける参加者に対して「以降は一切審査の対象になりませんから!」と言ったり・・・。
そんな中、サンライズの社長さんはどの演技もにこにこしながら観ていて、なんだかとても好感もてたなぁ。
・・・残念ながら明日は別の用事があるので決勝は観られませんが、予選と決勝はきっと別物。今日は今日でとても楽しませていただきました。
これからも東京で開催されるロボット関連の大会があったら観に行きたいです。