ロボット講座(12)
「2/28(水)」分です。
いよいよ二足歩行ロボットを組み上げていきます。
価格的な障壁が高い思われたサーボ(モータ)ですが、1,550円のアナログサーボをそれぞれに12個用意していただけました。ありがたや、ありがたや・・・。(一体どこから予算が出てるんだろう・・・。)
まず、サーボにつける12枚のアルミ部品の用意です。すでに(私が休んだ)前回の講座で製図が終わっており、それを印刷した紙をもらいました。アルミ板に直接貼り付け、穴を開ける部分にポンチ打ち(ドリルが逃げないようにするために打つ穴)。この穴の数が非常に多いので、ポンチ打ちだけでもだいぶ時間がかかりました。
ドリルが使用中だったので、アルミ板は置いておいて別の作業に入ります。サーボの稼動部分の後ろに支えがないので、ここに支えの軸を入れることになりました。(←この意味は図でもないとわかりにくいなぁ。)
サーボの裏蓋を取り外し、穴を開けることに。ここで先生が穴を開ける場所のケガキ(罫書き)の道具を見せに、学校の機械実習室に連れて行ってくれました。
機械実習室は、まるで町工場のような部屋。うっすら機械油の香りが漂い、ゴツイ機械がずらっと並んでいます。高専って感じがしてかっこいいいー。寸法に合わせた位置に簡単に卦書ける工具の説明を受けて使った後、居並んだゴツイ旋盤も動かして見せてもらいました。こういうのでゴリゴリ世の中の色んなものが作られていくんですねー。
いつもの作業場所(メカトロニクス実験室)に戻る途中、さらにレーザーカッターも見せてもらいました。これに先週やったCADが関係します。レーザーカッターはCADから送られてきたデータどおりに、部品をレーザーでカットしてくれるのです。ハイテク!
部屋に戻るとドリルが空いたので、アルミにひたすらドリルで穴を開けました。ポンチも大変だったのでドリルも大変です。気を抜くとアルミ板が歯絡まり、手を怪我する危険もあるのでドキドキの作業でした。
無事にドリルの穴開け作業を終わらせ、続いてそのアルミ板を切って折り曲げます。これは以前も使ったハンドシアーベンダーという工具で簡単に安全にできます。ちょっと楽しいです(笑)。
・・・ここで時間切れ。次回以降もひたすら作業です。
今日の機械実習室とレーザーカッターは面白かったなー。回を重ねるごとに物づくりの点と線がつながっていきます。素晴らしい講座設計!とっても学んでる感じがします・・・!