第10回・文化庁メディア芸術祭
文化庁メディア芸術祭が昨日、2月24日より始まりました。今年で10回目だそうです。スペイン語クラスを受けた後、いそいそと恵比寿に移動してお昼をとった後、写真美術館の会場に14時ごろ着きました。
3階から見て回ったのですが、最初に参加させてもらったのがロビーでやっていた「Save YourSelf!!!」の実演。人間の平衡感覚を操作する技術を体験できる装置です。両耳の裏に電極をつけてショルダーに入ったカバンを肩にかけ、カメラが浮かんだ水が入った透明のボールを持ちます。歩き出すと当然水に浮いたカメラが揺れるのですが、それにあわせて自分の体も左右に揺れるのです!
最初の1、2歩はそれほどでもなかったのですが、途中で係りの人が「弱いかな?」と呟いて電圧アップ(笑)。その途端ぐわんぐわん体が揺れだしました。小さい船に乗せられてる感じです。き、気持ち悪い・・・!
面白い体験でした。思うにこれって去年体験した八谷さんの「サイコ・コミュニケータ・システム」と同じ仕組みかな?去年は電気がビリビリくるのはわかったんだけど、酔うような感覚はなかった。今回「これか!」という体験ができてよかったです。
…と、しょっぱなから時間を割いてしまいました。3階はアート部門、2階はエンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門、功労賞、地下にも色々。全体のボリュームが多いだけでなく、特に時間がかかるのが映像です。時間を気にしながらできるだけたくさん見てきました。
そんなこんなで約4時間でタイムアウト。基本的に私はすべてをしっかり見ることはせず、ばぁーっと回って、気に入った作品のみを時間をかけて見ます。去年は結構好きな作品が多くて、映像作品も同じものを何度も見たりしましたが、今年は強く心惹かれるものはなかったなぁ。残念ながら。ですが、今週末もう一度行く予定です。目録も買ってきたので予習(復習?)してから再挑戦です。
ところでこのイベント、カップル率が異常に高いと思うのは私だけ??普段、写真美術館は一人で来てる人の方が多いのに…。なぜこの企画展だけカップルが集まるのだろう。妙なところで居心地の悪さを感じてしまう自分でした(笑)。
※写真は地下にあった展示。縦長のライトなのですが、眼球を左右に振ると画像が残像のように見えます。怖いです・・・!