夫の両親が来星しました(食事の話)

   


年末の夫両親・来星時の食事について。…シンガポール旅行において、食事の重要度は高めかと思います。狭い国土で観光スポットは限られているし、外食好きなシンガポーリアンたちや世界のお金持ちに鍛えられた外食産業にそれなりの実力があると感じるからです。私個人は海外旅行の食事はあまり重視していないのですが、シンガポールは美味しいレストランの探し甲斐がある国だと思っています。以下、行ったお店と感想など。



●ホテルの中華レストラン


初日の夕食です。宿泊場所の特定を防ぐために店名は書きませんが、中心部の有名ホテルの中にある中華のお店に行きました。ご両親到着日の夜ということで移動を避け、かつハズレがないだろうとのことでの選択です。そして期待通りといいますか…それなりにおいしくてサービスもいいですが、お値段も相当…でした。無難な選択でしたが、良くも悪くも驚きがありませんでした。ちなみに写真は杏仁のスープで、お食事のようなデザートのような不思議な飲み物でした。美味しかったです。

●Crystal Jade(中華)


2日目のランチ。予定していたお店が大行列で諦め、別の場所に移動中に目に留まって入ったお店です。なので事前の評価も分からず、たいして人も並んでなかったところに入ったお店なのですが、これが当たり。満足できるランチになりました。写真が食べかけで恐縮なのですが、麺類、野菜の炒めもの、小籠包など、どれも美味しかったです。スープは淡白な味付けだったのですが、上品なコクがあってつるつる食べてしまいました。4人で90ドル弱なので、一人あたり2,000円くらいでしょうか。本当に目いっぱい食べたので、コストパフォーマンスもよかったです。ちなみにチェーン店でして、シンガポールのあちこちどころか、東京にも3店舗ほどあるようです。

●Wee Num Kee(チキンライス)


2日目の夕食。シンガポールの有名なチキンライスのお店の一つで、東京にも進出しています。食堂のようなカジュアルなお店ですが、やはり有名店とあって食事にハズレがありませんでした。チキンライスの他、野菜の炒めものと海老のシリアル炒めを食べたのですが、どれもこれも美味しかったです。一皿の量があまり多くないのも嬉しいです。美味しい上にお値段もリーズナブル。4人で60ドルいかなかったと思います。一人あたり1,000円って…またぜひ来たいです!

●Level33(お酒とグリル料理)




3日目の夕食。高層ビルの33階にあるのでLevel33。眺望がいいことで有名なお店だそうですが、眺望はもちろん、お料理もお酒も美味しかったです。ここは特にお義母さんが気に行ってくださって、来星前に「シンガポールで行きたいところはないわ…」と言ってたのが、「こんな美味しいお店があるならまた来るわ!」に変わってました(笑)。お店は店内の席とベランダのテラス席があるのですが、落ち着いて食事をするには店内の方が向いていると思います。(というか、テラス席は高所恐怖症には無理です。。)夕暮れ時から夜にかけてのきれいな空とシンガポールの夜景を楽しみつつ、ビールとワイン。食事は前菜とメイン、それぞれ4種類頼み、少しずつ味見しました。どれもお酒に合いそうなしっかりした味付けで美味しかったです。私が感激したのはアルゼンチンビーフ。アルゼンチンビーフ!!日本じゃ食べられないんですよ!世界一おいしい牛肉、なんとシンガポールで食べられるんですね。赤身ながら柔らかく、期待通りのおいしさでした。デザートは盛り合わせを一皿お願いし、4人でつつきました。おいしいけれどやっぱりこっちのデザートはちと甘いのよね。ちなみにビールは店内で醸造している自家製だそうです。美味しかったそうです。4人で330ドルくらいでした。

●One-Ninety(アフタヌーンティー)


4日のランチ兼お茶。女性がシンガポールに来たらはずせないのがハイティー/アフタヌーンティーかと思います。(ちなみに両者の違いは主に食事の有無です。)中心部のホテルの多くで楽しめ、旅行客や駐妻の皆さまがあらゆるレビューをネットに上げてくださってますが、私たちは移動の都合でフォーシーズンズホテルの1階のバー、One-Ninetyのアフタヌーンティーを予約しました。ここのアフタヌーンティー、ネットにあまりレビューがなく、日本人が未開拓なのか不人気なのかどちらだろうと思っていたら、残念ながら後者でした。店内イマイチ、接客イマイチ、お茶もイマイチ、お菓子は甘くて倒れそう…。一つもほめるところが見つからないという…。ここはバーなのでテーブルが小さいのですが、4人分のお茶とトレーを置くには狭すぎます。あと、お茶は香りも味もなくてひどい物でした。TWGのものなので、淹れ方の問題なのでしょうか?もう、がっくり…というか、楽しみにしていたお義母さんに申し訳なかったです。ハズレがないように下見は必須だなと思いました。一人44ドル…。

●嫁料理(和食)

4日目の夕食。旅行の締めは私の手料理です(笑)。大根と手羽元の照り煮、茶わん蒸し、キャベツの甘酢漬け、もろこしご飯の焼きおにぎり、味噌汁。量は控えめで、もろ和食でしたが、アフタヌーンティーで砂糖漬けになった後だったので、適度な量と適度な味だったのではと思っています。お義父さんは手羽元を黙々とたくさん食べてくださり、お義母さんはキャベツの甘酢漬けをほめてくださいました。旅行中、食事の大半をご馳走になり、接待の予定が逆にいろいろお世話になってしまいました。そのささやかなお礼ができて良かったです。

…そんな感じの3泊4日でした。シンガポールなんて面白くなさそう…という方も、食べることが好きなら食事目的でいろいろ調べてみてはと思います。

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