キューバ大使講演会
今日はスペイン語の授業のあと、キューバ大使の講演会を聞いてきました。中東やアフリカなどを歴任し、駐日大使に任命されてもうすぐ一年になるそうです。一見迫力があって怖そうなイメージの方でしたが、熱い語り口でユーモアもあり、素敵な人柄でした。
大使のキューバ・サマライズ的な講演から始まり、先生との質疑応答、そして生徒からの質問での質疑応答で3時間のボリューム満点の講演会だったのですが、飽きずに聞けたのはそれなりにわかりやすく、そして充実した内容だったからだと思います。
経済が大きな課題であることとか、経済的には途上国なのに先進国並みの高齢化率だとか、個別に興味深いトピックもありましたが、キューバは社会主義を続けるということ、ただ、その内容は現状に沿った見直しを図っている最中であるということが全体のまとめのようでした。
観客として来ていたキューバのジャーナリストの方も最後にコメントしていたのですが、経済や政治は他の国からそれなりに見えても、社会的なものは意外と見えないものかもしれません。観光客もぜひ増やしたいとのことでしたが、私もキューバは本当に行ってみたい国の一つです。