大学でスペイン語:2012年度最終日+ベネズエラ駐日大使講演会
今日はボランティア+スペイン語のコンボ。しかも授業後に講演会を聞きに行くというハードで充実した一日でした。
大学でのスペイン語は、早いもので今日で二年目最後の授業が終わりました。大学なのでなんだかんだ休みが長く、コマ数は多くないんだよなぁ。だけどその適度な間隔が無理せず続けられる理由でもあり、加えて楽しいので多分来年度も受講します。
授業の後は大学で開催されたベネズエラ駐日大使の講演会へ。駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館の石川成幸大使ですが、お名前から察する通り日系二世の方で、見た目はまるで日本人。そして日本語も流暢だそうです。講演中日本語で話されることはなかったですが、日本語の質問を通訳なしで聞いていたので、恐らくペラペラかと思われます。
まず大使の講演が40分くらいあった後、休憩をはさんで後半は会場からの質問に丁寧に回答されてました。質疑応答については、私の勉強不足で質問はなるほどと思っても、回答がよく理解できないことが何度かありましたが、全体的に興味深い内容でした。当たり前かもしれませんが、大使はベネズエラの代表の一人として、的確にベネズエラの政治の変遷やこれからについて回答されていたと思います。
一つだけ回答に窮していたのが「チャベス大統領はなぜあそこまで精力的か」という質問で、「それは私も知りたい…」とのことでした(笑)。ジャーナリストの伊高先生によると、大統領は来日した時、帝国ホテルで数人の記者と話していて「今からフィデル(・カストロ)と電話をつなぐ!」と大サービスを見せたそうです。でも結局時差の関係でつながらなかったらしい(笑)。
世界最大ともいわれる油田をもち、その利益をじゃかじゃかと福祉に使ってきたベネズエラ。でもって「ブッシュは悪魔」と叫んだ姿を、この国を知らなくてもこの人をTVで見た人は多いと思われるチャベス大統領の病態と、今後の政治情勢が気になる国の一つです。
ちなみに大使の奥様がいらしてて、すごく美人だったのですが、ネットで調べたらコロンえりかさんというベネズエラ生まれの声楽家でした。歌声聞いてみたかったなぁ。