東京都写真美術館に行ってきました。
東京都写真美術館に行ってきました。いただいたチケットの会期ギリギリ!ふー!せっかくのチケットを無駄にするところだった。あぶなかった。有料展示はコレクション展「こどもの情景-原風景を求めて」、畠山直哉展「Natural Stories ナチュラル・ストーリーズ」の2つ。
コレクション展は写美の所蔵作品なので、見るたびに見たことのある写真が増えていく(笑)。しかし、川内倫子さんや中村ハルコさんの作品をコレクション展で見たのは初めてのような。これからは2000年代の作品ももっと見たいです。
畠山直哉展はさらっと見た感じ。なぜか意外性を求めて臨んだのですが、意外性は無かったような。迫力ある自然の写真より、昇り上がるような街の光の写真が印象的でした。
そして驚いたのが地下で無料でやってた第12回上野彦馬賞 九州産業大学フォトコンテスト受賞作品展。39歳以下を対象にした一般と中高生部門のフォトコンテストなのですが、中高生部門のクオリティの高さにぶったまげました。
最初、何気なく一般部門の受賞作品をふんふんと眺めていたのですが、中高生部門の作品に差し掛かったところで涙が一粒ぽろり。悲しくて泣いたわけではなく、驚いて涙が出ました。なんと、まぁ、いい作品ばかりですよ。私は特に「おにぎりビーム」と「Beautiful World」が好きです。「敗北」もよかった。高校生だから撮れた作品なのではなく、確かなセンスを感じました。彼らの将来が末恐ろしく、そして楽しみです。
最後に高校生の瑞々しい作品を観られて、心軽やかに写美を後にすることができました。