じゃあ、海外赴任:出国&入国(9/22)
22日に日本を出国し、シンガポール生活が始まりました。直前まで買い物と荷造りに追われていた印象です。買ったものの、飛行機の手荷物重量制限で諦めたものもありましたが、一時帰国時に持ち出すべく「諦めたもの箱」に入れて実家に置かせてもらっています。
出国は下見時と同じく、シンガポール航空(SQ)。シンガポール行き便は個数制限はなく、30kgの重量制限だけなのが助かりました。スーツケース20kg、小さいボストンバック6kgの2つを預入し、残りは機内持ち込み。こんな制限ぎりぎりの荷物を持った旅行は初めてです。船便届くまでの一か月の荷物だから仕方ないと思いますが…。
空港のカウンターでは、帰国便チケットがないことについて少しやり取りがありました。ネットで調べたところによると、私が現地の入国で問題を起こした場合、来た時の航空会社が送還に責任を持たされるようです。なので片道切符の乗客を航空会社は警戒するわけです。夫がすでに仮ビザを持っているとか、夫は空港には迎えに来ないけど送迎をお願いしているとか、可能な限り状況を伝えた結果、一応会社の方で私のことをマークする(?)処置で済んだようです。座席番号XXのAAさんは片道切符です、とカウンターから誰かに報告されていました。何も悪いことはしてないんですけどね…。
7時間ほどのフライトを経て、無事シンガポール到着。今度は入国の関門です。入国の際、審査官に提出する書類があるのですが、それに滞在期間を記載する項目があります。私の滞在ビザは夫のビザが正式に下りた後に手続きするので、入国は観光ビザになります。それが最大30日のため、30日と書いたところ、「なんで30日?」と突っ込まれました。相変わらず何も悪いことはしてないのですが、脂汗をだらだらかきながら、夫がすでに仮ビザを取得していること、その後、帯同ビザを取得予定であることを説明。「証拠は?」とさらに聞かれたので夫の仮ビザのコピーを見せました。持っててよかった…。夫婦を証明する書類はなかったので、これ以上突っ込まれたら本当に困ったのですが、なんとかこれで入れてもらうことができました。他のプロセスはあったのだろうか…。
その後は税関です。料理用の日本酒を免税の範囲で持ち込んだため、申告の窓口に行きました。そしたら閑散としていて人がいません…。かといって無申告でばれて、万が一捕まっても困るので、井戸端会議に忙しい係員の一団に声をかけました。そしたらおじさんがどうでもよさそうに「行っちゃっていいよう~」と手を振っています。「え」って思ったところ、一人だけ厳しそうな顔つきのおばちゃんが「どれだけ?」と聞いていたので、現物(500ml紙パックのお酒)を振りかざしたところ、OKが出ました。ビザによっては税金がかかるので、チェックが甘いな…と思った瞬間です。ただ、夫いわく、便によってはチェックが厳しく、インドネシア帰りだと結構捕まるとのことでした。
そんなこんなを経て空港のフロアに出て、お迎えの方に仮住まいまで送っていただきました。送迎中に夫に電話をしてくれたらしく、着いたらリサが入口まで迎えに来てくれました。そんなわけで無事、シンガポール生活がスタートしました!