本「世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編」
キューバネタを見たてじさんが、面白い漫画を貸してくれました!(てじさん、ありがとう!)ヤマザキマリさんの「世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編」というキューバでのボランティア体験を描いた漫画です。
私、この作者の方を全然知らなかったのですが(というか漫画疎いのですが)、14歳で欧州を一人旅し、17歳で単身イタリア留学。さらにその後もいろんな国を渡り歩いて現在アメリカ在住という個性的な経歴の漫画家さんのようです。
このキューバの体験記は、作者がイタリア留学中もともと憧れがあったキューバへボランティアで滞在したときの体験を描いた漫画です。個性的な作者の視点やツッコミが笑えるし、キューバの人たちの生活や文化、その人柄まで、作者の目を通して垣間見ることができます。
クライマックスはほろほろ泣いてしまいました。物が無いからこそ持っているキューバの人たちの心の豊かさを感じます。
それにしてもこのヤマザキマリさんという方のバイタリティはすごいです。すっかり圧倒されてしまいました。。こういうパワーがある人が表現する手段をもっているのもまた幸運と言うべきでしょうか。