「高橋留美子展」に行ってきました
銀座の松屋で開催中の「高橋留美子展」に行ってきました。駅ポスターで気になってて、いつか行こうくらいの気持ちだったのですが、よくみたら会期が2週間弱しかなくて、慌てて銀座の用事のついでに寄ってきました。
会場は大きく６つくらいに分かれています。代表作の「うる星やつら」、「めぞん一刻」、「らんま1/2」、そしてこの６月に１２年におよぶ連載を終了したという「犬夜叉」、これら４作品のブロックが４つ。そしてそれ以外の作品をまとめたブロックと、最後に有名漫画家34名がラムちゃんを描くという「My Lum」という展示がありました。
内容は原画のオンパレード。扉絵や、ポスターや画集に使われた絵のカラー原画がメインで、漫画原稿も少しだけ展示されています。なんというか･･･すごい贅沢。私、原画展とかそれほど行ったこと無いですが、こんなにボリュームがある原画展は初めてですねぇ。しかも全部手描きだし。以前、吉崎観音先生の原画を見に行ったら、彼はCG着色だったので、原画といってもデータをカラー出力した物で非常に落胆したのです。しかしこれは生です。丁寧なホワイトの入れ方とか、細かな書き込みとか、いちいち感動しました。
会場は、会期が短いせいと、日曜の昼下がりという悪条件が重なって激混み。会場内は延々と列が並ぶ最悪の状態。入場制限せいよ！中で絵を見るのを待たされるより、外で入場待たされるほうがましです。私は「らんま」世代なので、らんまが一番思い入れがある作品なのですが（全巻持ってた）、らんまのブロックに達する前に力尽きてしまって飛ばし飛ばし見ました。最後の「My Lum」は一番酷くて、現役の人気漫画家の絵が並んでいるもんだから、恐らく高橋留美子ファン以外も集まっているようで、身動き取れないくらいすし詰め状態。ぐえー。全然見られません。私はあずまきよひこだけで我慢してきました。
8月11日までです。朝一に行けば多少余裕をもって見られるのでしょうか。ファンの方は必見かと。