ベトナム・ダナン旅行【最終日】とうとうダナンでサーフィン! そして帰国
ベトナム・ダナンの旅行記です。
5日目、旅行最終日です。ダナンはようやく朝からお日様が顔を見せてくれました。波はいまひとつだったようですが、それでも無事、夫リサはダナンでサーフィンができました。
思い残すことなく夜の便でシンガポールに帰国しました。
Contents
休憩場所として予約したCHUホテルへ
雨季のベトナムで、ようやく晴れ間にあえました。
フラマで最後の朝食を楽しんだ後、リサは今日こそサーフィンをする! と晴れやかな顔。
チェックアウトまで時間があるので、それまでにフラマのプライベートビーチで波乗りするかと思いきや、ここではやらないとのこと。
ここにきて、フラマのビーチは地形的にサーフィンに向かないという結論に至ったようです。私には波うんぬんがわからないのですが、リサはそう判断していました。
じゃあどこでやるのかと聞いたら、初日に泊まったアバターホテル近辺から北がサーフィンに向いたポイントらしいです。
今晩の飛行機でシンガポールに帰国するので、もうフラマをチェックアウトしたら休む場所がないのですが、実はこのサーフィンのために前日、リサはポイント近くの小さなホテルを予約していました。
その名はCHUホテル。アバターホテルの少しビーチよりにあるブティックホテルで、部屋は狭いし、眺望も何もない日本の格安ビジネスホテルのようなホテルなのですが、シャワーやタオルを借りられて、仮眠もとれるなら十分との選択でした。
しかもこのCHUホテル、1階でサーフボードの貸し出しをやっています。かなりサーファー向けのホテルなのかもしれません。
そんなわけで、フラマでは11時のチェックアウトぎりぎりまで部屋でゆっくりしました。昨晩いただいた誕生日ケーキは食べずに冷蔵庫に入れてあったので、それをいただきながらダラダラしてました。
そしてチェックアウトした後、タクシーでCHUホテルへ。この近辺は何度かうろつきましたが、CHUホテル一階のカフェレストラン兼バーみたいなお店のオープンテラスにはいつもお客さんがいて、繁盛してる雰囲気でした。
着いてすぐ、まだ11時過ぎだったのですが、チェックインして部屋に入れてもらえました。
ベッド、デスクとテレビ、小さなテーブルと椅子一脚だけの、かなりこじんまりした部屋。しかし部屋の大きさのわりにシャワーブースはゆったりしたつくりになっていたし、清潔感もあって、正直値段から想像していたよりきれいなホテルでした。
私は旅行でホテルは大事な要素なので、値段でこのホテルを選ぶことはないですが、リサが一人でサーフィンに来るとしたらここに泊まるって言ってました。
波とサーフィンポイントの確認
大きい荷物を置いて、波の様子を確認しに行くことになりました。
ビーチとの間にある大通りは相変わらずの交通量で、信号がありませんが、なんとここには地下道が通ってます。しかも、その地下道にお土産物屋さんがあって、後で一人で来てみることにしました。
二人でビーチに出て、海を見ながらひたすら北上しました。フラマのプライベートビーチと違い、サーファーもいました。
また、お天気が良かったせいもあってか人出が多かったです。この日も相変わらず遊泳禁止だったのですが、ビーチを楽しむ人たちでそこそこ賑わっており、いわゆる「海水浴場」のような雰囲気でした。
ダナンはもともと韓国人観光客が多い場所だそうなのですが、近年は中国人観光客が増えており、ビーチには中国人のファミリー団体、韓国人のカップルやOL3人娘、みたいなグループがあちこちにいました。
パラソルの下から海を眺めたり、服を着たまま波打ち際を楽しんでいるのがこのアジア系で、サーファーや水着で日光浴を楽しんでいるのが欧米系、という感じです。
ちなみにフラマの宿泊客もほぼ韓国・中国のお客さんで占められており、ときどき欧米系と日本人、インド人などを見かける、といった客層でした。
海岸線に沿って歩いていて気づいたのが、場所によって波の状態が結構違うんだなということです。サーフィンしている人にとっては当たり前のことかもしれませんが、あまり意識することなかったので。
ランチは再びバインミー
かなり北上したところで、歩いて戻る体力も考慮し、引き返してランチをとることにしました。
向かったのはホテルの近くにある雰囲気がかわいいだけでなく、名前もかわいいle petit cafe。
ヨーグルトドリンクとキウイソーダを注文。そしてお決まりのバインミーを二人で一つ。フライドオニオンがたっぷりのバインミーでした。バインミーも美味しかったですが、それ以上にヨーグルトドリンクが絶品でした。
すでにバインミーの虜になっていた私たち、バインミーのためにさらにもう一軒まわりました。2日目にリサがほとんど食べてしまったお店のバインミーです!
何が秘訣なのか、何が違うのかわからないのですが、やっぱりこのお店のバインミーは美味しい……。ご馳走さまでした。
いざ、ダナンのビーチでサーフィン!
食後は部屋に戻り、サーフィンの準備をしました。リサは全身フルのウェットスーツに着替え、私は最小限の荷物と貴重品を携帯。
そしてCHUホテルの1階でサーフボードを借りました。フロントで手続きできます。
1時間10万ドン(5ドル)だったので、2時間の予定で20万ドン支払いました。ちなみに1時間半で返却したところ、きっちり5万ドン返してくれて好印象でした。
サーフボードは可もなく不可もなくという感じ。足首とボードをつなげるリーシュコードは新しそうでした。フィンは高いので壊さないように気をつけてね、と言われました。ワックスは持参したものを使いました。(ウェットスーツとワックスは11月に私が一時帰国した際、日本から持ち帰りました。)
二人でビーチへ
待ち合わせ時間だけ決め、サーフィン中はどこかで時間つぶしててと言われましたが、サーフィンを見るのはそこそこ面白いと思ってます。上手な人の波乗りを見てると気持ちがいいし、リサが頑張っていい波に乗れたら嬉しいし。
しばらく立って眺めていたのですが、私たちがいたポイントのビーチにはホリデイ ビーチ ダナン ホテルが運営する屋根とデッキチェアがあり、ついそのデッキチェアに腰掛けてしまったところ、スタッフが飛んできました。
ホテルの宿泊者以外は4万ドン(2ドル)だそうで、一度立ち上がったものの、やっぱり座りたくてお金を払いました(笑)。途中休憩に戻ったリサも一緒に座れたのでよかったのではと思います。近くにはスタンドもあり、そのデッキチェアで飲み物も楽しめます。
1時半ほどして、疲れた、もう無理、とリサが戻ってきて引き上げました。
波には何度か乗れたそうですが、推定アッパー・ビギナーのリサ曰く、波の質は残念ながら今ひとつだったようです。
うーん。今回の旅行で最初で最後の波乗りだったので、トライできただけでもよかったのでしょうか? サーフィンは波を奪い合うので、サーファーが少ないのは魅力だそうですが、波が良くなければ元も子もありません。ただ、リサよりずっとうまい人がそこそこ波に乗っていたので、当然腕もあるのでしょう。
休憩とお土産を買いに行く
部屋に戻ってリサはシャワーと洗濯。今晩の便で帰国するので、ウェットスーツはシャワーブースで絞って時間が許す限り干した後、二人で必死にタオルドライしました。水を吸ってると重いウェットスーツですが、頑張った甲斐あってだいぶ軽くなりました。
リサは夕食の時間まで昼寝。ホテルをとってあらゆる面で大正解でした。
リサが昼寝中、私はお土産を買いに行きました。
先ほど書きましたが、ビーチに向かう途中の地下道にお土産物屋さんがあるのです。こぎれいで無難な雰囲気のお店ですが、何か買い足すものがあればと思って行きました。
買ったのは手作りのカードと、サンダル。カードは1つ2.8万ドン、サンダル4.8万ドンでした。
カードは家族への年賀状にしました。また、サンダルは、ダナンで泊まったホテルがどこも部屋に用意していたものと同じものが売っていたのですが、履きやすかったので1つ買いました。300円くらいでコスパがいいサンダルです。
ダナンで最後の夕食はやっぱりローカル飯
いい感じで現金の残りが少なくなってきました。空港に向かうタクシー代20万ドンを除いたら、残りは9万ドンほどになりました。
この金額でレストランで食事をするのは無理なので、ホテルのすぐ近くの露店で夕食をとることにしました。
あいにくビーフスープは本日品切れで、二人とも麺にしました。麺料理2つと、コーヒー1杯でちょうど9万ドンくらいでした。ベトナムで麺に野菜がもりもりついてくるのはデフォルトのようです。
スープもたれも野菜も麺もおいしくいただきました。ベトナムの食事は本当に口に合って満足度が高いです。大満足でダナン旅行の食事を締めくくりました。
ダナン空港、そしてシンガポールへ帰国
再び部屋に戻り、荷物を整理。滞在時間は数時間ですが、疲れを癒してくれた部屋を整えて、18時半ごろにチェックアウトしました。
ホテルの前に泊まっていた緑のタクシーを捕まえ、ダナン空港へ。11万ドンでした。
チェックインを済ませ、荷物検査の前にペットボトルの水を飲み干し、そして荷物検査後の場所にある水くみ場でペットボトルを補充。行きで学習しています。トイレは空港にも関わらず、あまりきれいじゃなくて残念でした。水の流れが悪かったです。
ダナン空港は小さいながらお土産物屋さんがぎっしり並んでますが、どこも似たような品揃えで、しかも高いのでそそられませんでした。
ただ、現金が9万ドンほど残っていたので、リサが会社へのお土産にココナツピーナツキャラメルと、飛行機で食べるお菓子を購入。残ったほんの少しのお金は募金箱へ投入していました。
帰国便は定刻通り出発。
乗客はシンガポール人が多かったように思います。ダナンじゃあんまり見かけなかったんだけどなぁ。ホイアンとかに行ってたのでしょうか。残念ながら行きのような席の専有はできませんでしたが、疲れもあって眠ることができました。
そして無事、帰国しました。シンガポールあったかい!
……これにてダナン旅行記終了です! お付き合いありがとうございました!