シンガポール、51歳おめでとう!ナショナル・デー雑感

   

Doodleがマーライオンに

Doodleがマーライオンに

今日、8月9日はシンガポールの独立記念日、ナショナル・デーでお休みでした。

7月後半くらいからマンションの共有部に国旗やらライオン柄のフラッグガーランドが飾られ、近所のHDB(公団)の窓や廊下の手すりにもちらちら国旗が掲げられていました。さらに近所のHDBの広場には大きな祝賀看板が立てかけられ、テントも張られていたので、今日は何かパーティーでもやっているのかもしれません。

50周年の去年に比べれば51年目の今年はおとなしめなのかもしれませんが、私たちにとっては初めて迎えるナショナル・デーで、このような街の盛り上げには少々驚きました。日本の建国記念日とはいろいろ意味やあり方が違って比べようがないんでしょうけどね。

ただ、私たち夫婦は外国人だし、特段関心がないので、今日はリサは家で仕事、私もいつもの家事をこなしていました。それにお昼にランチと夕食の買い物を兼ねて隣町のモールに足を延ばしてみましたが、外はいつもの休日と変わらない雰囲気だったと思います。

中心部のスタジアムでは夕方から、ナショナル・デー・パレードというイベントが開催されました。こちらはテレビでも実況されていたのですが、リサが興味がないので最初しか見ていません。(テレビの実況は英語、中国語、マレー語、ヒンドゥー語……チャンネルを変えてそれぞれ放映されていたようです。)

少し見た限りではほぼ軍事パレードで、銃を構えた兵士が行進したり並んだりするシーンばかりでした。会場がスタジアムなので、オリンピックの開会式のようなものを想像していたのですが、もっと歌とか踊りがあるのでしょうか。全容は見てないのでわかりません。ただ、夕暮れのマリーナベイの上空を軍事ヘリが国旗をぶら下げて飛んでる風景は(TV越しですけど)なかなか壮観でした。

こういうシンガポールのイベントを見ていて感じるのは、やはりこの国は(日本と比べると)小さい国で、政治と国民の距離が近いということです。

Wikiで改めてシンガポールの人口を見たところ、553万人の住民に対し、国民は337万人。同じくらいの面積と言われる東京区部の人口は935万人なので、政治を身近に感じる状況にはうなづけます(※)。

恥ずかしながら私は日本の政治にかなり疎いのですが、シンガポールに来てからは、政治との距離が一因なのではと考えるようになりました。シンガポールではTVや新聞で見聞きした政治の動きが、すぐに実行に移されるような、そんな政府の力や機動力の高さを感じます。

どんな状態が理想かなんて難しくて私には意見できませんが、そんな違いを感じられたのはこの国で生活する経験を得たからこそで、興味深いと感じています。

というわけで、シンガポール51歳おめでとう!でした。

※シンガポールと東京区部の人口(Wiki)

Singapore-Demographics
https://en.wikipedia.org/wiki/Singapore#Demographics
As of mid-2015, the estimated population of Singapore was 5,535,000 people, 3,375,000 (60.98%) of whom were citizens, while the remaining 2,160,000 (39.02%) were permanent residents (527,700) or foreign students/foreign workers/dependants (1,632,300).

東京都区部
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%8C%BA%E9%83%A8
総人口9,357,221人(2016年6月1日現在)

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