映画「ベルヴィル・ランデブー」
スィングイン・ベルヴィル・ランデブー♪(←歌詞あてずっぽう)
観て来た!「ベルヴィル・ランデブー」!
フランスで大ヒットし、100万人を動員。
2003年にアメリカで数々の映画賞に輝いたという長編フレンチ・アニメーションです。
【ストーリー】スーザおばあちゃんは内気な孫シャンピオンと二人暮し。ある日、孫が自転車に興味があると知ったおばあちゃんは、孫に自転車をあたえ、鍛え上げてやがてツール・ド・フランスの選手にまで育て上げます。ところがレースの途中、謎のマフィアがシャンピオンを誘拐。おばあちゃんは犬のブルーノをつれて、シャンピオンを助けるために「ベルヴィル」の街へ。そこで年老いた歌手の三つ子(トリプレッツ)と出会い、一緒にシャンピオン奪還のためにマフィアとの対決に赴くのでした。
・・・以下、感想。(文字制限オーバーしたので続きにしました。)
ちょうどテアトルのチケットがあったので観てきたのですが、感想は一言・・・微妙!
とっても個人的な感情になってしまうのですが、好きな部分と嫌いな部分が極端に混ざり合った映画・・・という印象でした。
まず、キャラクターや音楽、お話の展開などはとってもGoo。特に主役のスーザおばあちゃんと、歌うトリプレッツの個性は最強・最高です。主役格が平均年齢高すぎなのに(笑)とにかく元気で強烈。出会いのシーンには楽しすぎて鳥肌が立ってしまった。まじで。彼女たち以外のキャラクターも全員個性派で、お互いを殺さずに際立っているという不思議さ。これはすごいです。全編を通して描かれるスーザおばあちゃんの孫への愛や、それを貫くガッツぶりもまた圧巻。その姿がまたなんだか微笑ましくて、おばあちゃんが大好きになりました。
こんなこというのはナンセンスかもしれませんが、あのノリノリの音楽とアニメーションの最高のコラボは日本のアニメにはな~い気がする。(語るほど日本のアニメを知らんが。)そういう意味でとっても欧州的なのかも。
一方で、ちょっと苦手だなぁと思ったのが、グロさ。コミカルで明るいタッチなのに、描写が時々グロすぎる・・・。細かくは書きませんが、特に三つ子の食事のシーンにはまいってしまった。(偏食な彼女たち。)前に座ってた小学生は顔を伏せていました。
というわけで、差し引きの評価は「微妙!」というところです。
ただ、グロさについては人によって許容範囲が違うでしょうし、それさえOKであれば本当にお勧めな作品です。ちなみに原題は「The Triplets of Belleville」ですって。やっぱりあの三つ子のばーちゃん達がメインってことかな?それはそれで納得。
・・・ところであのトリプレッツを見て「スラップ・ショット」のハンセン兄弟を思い出したのは私だけ?(笑)
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