教会の礼拝を見学してきました
日曜日の昨日、夫リサの同僚の方に誘われて教会の礼拝を見学してきました。私たち夫婦は限りなく無宗教なのですが、断りづらかったので一度見学だけという気持ちで行ってきました。結果、私たちの信条(限りなく無宗教)に変化はありませんが、シンガポールに来てから一番のカルチャーショック体験をしました。
特定がないようあまり細かい描写は避けますが、まず、教会の建物のモダンさに驚きました。ショッピングセンターのようなお洒落なビルです。まだ新しいそうで、中もぴかぴか。中にはさまざまな部屋があるようですが、メインは大ホール。1,000人以上は入ると思われるコンサートホールのような設備がどどん、とあるのです。私が見た限りでは十字架や祭壇はなく、本当に普通のホールです。
ここで礼拝が行われました。礼拝は、牧師さんがバックバンドとコーラス群を従え、エレキギターを弾きながらポップソングのような讃美歌?を歌って始まったようでした。ステージはコンサートと変わらないようなライトアップで演出され、プロ仕様のTVカメラで捉えられたステージの模様は左右の巨大スクリーンと室外のモニターに映し出されています。会場では参列者が総立ちで一緒に歌い、手を上げたり祈ったりしていました。
続く牧師さんはスピーチをしながらのステージでしたが、やはり歌がお上手で、朗々と歌いながらお説教。歌がうまくないと牧師さんになれないのでは、と思うくらいでした。
最後の牧師さんはほぼお説教でした。あいにく英語も聖書もわからず、ほとんど内容を把握できなかったのですが、皆さん一生懸命メモをとったり、スマホで聖書を見ながら聞いたりと、聞き入っておりました。締めは再びバンドとコーラスが登場。途中、寄付やお祈りみたいなものもありましたが、終始音楽が流れる礼拝でした。
私はクリスチャンではありませんが、旅行やイベントでヨーロッパや日本の教会を見たことはあります。カナダでは教会式の結婚式に参列したこともあります。なので自分なりの教会のイメージを持っていたのですが、どれにも当てはまらない教会と礼拝のスタイルでした。恐らくシンガポール独自のスタイルではなく、アメリカから来たスタイルではないかと思っています。いずれにしても衝撃体験で、見学させてもらったことはありがたいと思っています。
ちなみに、礼拝の後、初めて来た人向けの場所に連れて行かれ、パンフレットをもらったり、登録の案内などいただきましたが、やんわりお断りしました。