本「ダイイング・アイ」
東野圭吾の「ダイイング・アイ」を読みました。人が貸してくれたので、昨日家の仕事の合間に読んでたのですが、あまり内容に厚みが無くあっという間に読み終わりました。
うーん。実は東野圭吾は好きではない。ブームの始まりの頃、やはり人から借りて一冊読んだのですが、一冊読んであー、好みじゃない、すぐに思いました。しかし人気があるので「東野圭吾は好きじゃない」と公言できずにいた感じ。
以前読んだ作品も、今回読んだ「ダイイング・アイ」も、サスペンスとしては面白いのですが、それ以上の魅力を感じません。作品に込められたメッセージを探すこともできなかったし、キャラクターに深みも感じない。特に本作品は主人公の慎介というキャラクターが最後まで平凡に見えました。
読んで面白いだけの本って、それはそれでいいと思うのですが、私の好みではない。それだけです。私は読み終わった後、しばらくぐずぐず思いを深くしてくれる作品が好き。まー、これで自分から進んで東野圭吾を読むことはないだろうなぁと改めて思うのでした。
ちなみにちょっとだけロボットネタが登場します。貸してくださった方が私のロボ好きを知っててこの作品を選んだのかは謎(笑)。