レイトショーで「ハゲタカ」おかわり
仕事の後に映画「ハゲタカ」をもう一度見てきました。お気に入りの映画館ユナイテッドシネマ豊洲の上映が今日までだったので。レイトショーしかなかったのですが、安くてちょっと得しました。
正直二度映画館で観る映画だとは思ってなかったのですが、二度観てよかったと思います。ストーリーを理解していることで、今回は役者さんの演技の良さを見ることができました。鷲津(大森南朋)、芝野(柴田恭兵)、そして西野(松田龍平)はもちろん素晴らしいのですが、二度目で良いと思ったのが、アカマ自動車の古谷社長(遠藤憲一)、派遣工の守山(高良健吾)、そして劉一華(玉山鉄二)。三人とも強さと弱さを持ったキャラクターなのですが、その強弱の切なさがよく伝わってきました。
自分の、経営者としての終わりを突きつけられたときの古谷社長の一筋の涙。株価の電光掲示板を見つめる守山の視線の鋭さ、人と対峙するときの劉のオーラ、どれもこれもぐっときました。みんないい演技してますがな。いい役者がそろった映画だったんだなと今さら思いました。
ちなみにラストは大森南朋のアップにめろめろです(笑)。
DVDが出たらまた観ちゃうかも。買うかは微妙だけど。