「高尾山・天狗サミット」に行ってきました

   

サブカル研のらっこ姉さん&たんばと3人で「高尾山・天狗サミット」に行ってきました。主催は京王電鉄。高尾山の天狗は有名ですが、京王も面白いイベント考えましたなぁ。サミットって何だよ(笑)。イベントタイトルだけでノックアウトされた我々です。

さて、サミットでは、今日と明日の二日間でさまざまな講座が開催されます。天狗入門講座から修験者の方々による対談まで。今日の目玉は京極夏彦が参加するパネルディスカッション。彼の出演のために今日の応募が殺到したそうです。私たちも一人分はずれてしまって、当日券でなんとか入りました。

会場は高尾山薬王院の有喜閣。記憶にある高尾山は近年通ったビアマウント(ビアガーデン)くらいなので、ここに来たのは初めてかも。立派な建物でした。



まず、11時から「天狗入門講座」。妖怪を題材にした執筆活動をされているライターの村上健司さんによる講座です。天狗の歴史を日本書紀の時代から丁寧に説明され、その後いくつかの天狗エピソードを披露してくれました。天狗ってそもそも何じゃ、という話を具体的に聞けました。説明が難しいのですが、天狗は=(イコール)妖怪ではなく、歴史をたどると色々な何か(星?であったり、動物であったり、人であったり。)なのだそうです。長い鼻と赤い顔の今のイメージは江戸時代頃にできたものとのことです。

1時間の講座のあと、ランチタイム。天狗そばをいただきたかったのですが、近くの茶屋がこのイベントで大混雑だったため、普通の山菜そばをいただきました。天狗トッピングは楽しめなかったものの、かまぼこに「天狗」の焼印が!・・・これだけで満足ですわい。太めで歯ごたえのあるおそばもおいしかったです。

13時からは春風亭正朝さんによる落語の「天狗裁き」。お話が短いとのことで、前半は違う小話が色々。会場は笑いでわいてましたが、正直私は退屈で、この前半の小話で寝てしまいました・・・。気がついたら「天狗裁き」は終わってまして。はい。すみません・・・。(らっこ姉さんも寝ていた!全部聞いていたのはたんばだけ?)

この後14時45分から最後の目玉のパネルディスカッションが開催されるのですが、この講座が人気のため、早めに当日券の列に並びました。問題なく手に入れて、余った時間でお参りへ。会場の裏にある弁財天へ。これが小さな洞窟で、とても興味深い場所でした。小さな入り口に腰をかがめて入ると、本気の洞窟の奥に弁財天様が。入れ違いになったおじいさんが「よぉ~知っておるなぁ~」とやたらと言うので、なんのことかと思ったら、この弁財天さまの場所は地元の人くらいしか知らない場所らしかったのです。私ら、フツーに案内板見て来たんですけどね(笑)。

開演5分前に入場。京極夏彦、ライターの村上さん、そして雑誌「怪」の郡司編集長によるパネルディスカッション「天狗を語る」です。私、京極夏彦がしゃべる姿も、ましてや生で見るのも初めてだったのですが、こんなにしゃべる人なんだととても驚きました。パネルディスカッションといいつつほとんど彼の独壇場。しかし話の運びは軽妙だし、冗談は面白いし、豊富な知識に裏づけされて話は厚みがあるし、とても魅力的な話っぷり。面白い人だったんですねぇ。らっこさんやたんばも「もっと怖い人かと思ってた」とのこと。ちなみに内容はタイトルどおり、天狗にまつわるあれこれを面白おかしく聞かせていただきました。

・・・そんなこんなで楽しい「天狗サミット」は終了です。明日も違う内容で開催されますが、明日は行きません。帰りにぶどう酢ソフトクリームの「権現力ソフトクリーム」をおやつにいただきました。ウマー。

久しぶりにサブカル研らしいお出かけでした。
楽しかったです!

Google Adsense

※当ブログはブログランキングに参加しています→にほんブログ村 超未熟児育児

 - 旅行やおでかけ