「逃げろと言えばよかった」
久々に時事ネタ。若いお相撲さんが稽古中亡くなった事件で、ご遺族のお父さんがの言葉がすごく心に残りました。
「逃げろと言えばよかった」
悔しいですよね。加害者がはっきりしても、きっとお父さんはこのことをずっと悔やむのかなと。
このごろ思うのですが、「逃げる」タイミングの見極めは意外と難しいです。私みたいな弱い人間はすぐに「逃げる」のですが、本当はもう少し頑張るべきだと思いつつ、どこで自分が壊れてしまうのかわからなくて踏み込めない。
一方で、「逃げる」ことを潔しとしない人たちが、そのまま心や体を病んでしまったり。
もう、これは年齢男女関係無いでしょ。みんな悩んでいると思います。
もしかすると、「逃げる」人と「逃げない」人が一緒にいるのがいいのかもしれない。お互いの姿勢がバランスを取るいい刺激になるかもしれない。それは時々思います。私は「逃げる」人間なので、「逃げない」人たちをみて「少しは逃げたらいい」と思うし、逆に「自分ももう少し頑張ろう」と思ったり。
正しいタイミングはないから、やはり難しいとは思いますけどね。
亡くなった斉藤俊さんのご冥福を心からお祈りします。