ロボット講座:まとめ編(2)~写真と動画
完成品の写真をアップします。
じゃーん(→)。
8頭身くらいあります。
体の大きさに比べた時の顔のあどけなさ。
このアンバランスが魅力かと(笑)。
・・・作業中のためサーボに番号シールが付いてますが、これは気にしないでくださいね。微妙に傾いてる首もまだ乗っかってるだけです。
あと、なんと、名前がついてます。
先日、トリプルH氏がつけてくれました。
命名「山田風太」。
「山田」は某知人の苗字で、「風太」はあの有名なレッサーパンダにちなむものと思われます。二足歩行ロボットと直立するレッサーパンダをかけた、味のある名前がつきました。(顔は犬だけどね。)
もう少し写真と、(わたしのじゃないけど)動画があります。
最後の回にやった作業中の写真を少々。左は各サーボを基盤につないでるところ。
下のほうのサーボの線は届かないので、先生が用意してくれた長いケーブルを中継してつないでます。もじゃもじゃになるのでこのあとテープでまとめました。
で、続いては動画。わたしのじゃなくて、一緒に講座を受けたIさんのロボットの動画です。
Iさんは器用で丁寧で、きれいなロボットを私よりずっと早く形にし、3回ほどモーションづくりに費やしてました。
私はまだじっくりやってないので実感してませんが、モーション(動き)作りは本当に大変そうです。先日観たROBO-ONEの予選でも、ある学生が春休みをすべて費やしてモーションをつくったと言ってました。・・・スタスタ何気なく歩いてる世間の二足歩行ロボット、あれは本当に知恵と技術と根気の塊なんだと思います。
はい。
そんなこんなで講座のまとめ終了です。
この続きはまた、ケーブルなどを手に入れて自宅でモーション作りができるようになったら報告しますね。今度は風太の動画が載せられるようにがんばります。
あと、最後に講座についてのコメント。
ロボットに強い関心があったものの、一体何から始めて良いのかさっぱりわからなかったころ、この講座の募集に出会えました。正直申し込む前からびびっており、何もできずに追い出されないか心配していたくらいです(笑)。
考えてみれば、1年に1回もドライバーを握ることがない(!)ような私が、週一回だけでなく、家でも懸命にネジをまわしていること自体がものすごい変化ではないかと。
また、「物を作る」工程を知ることができただけでなく、その楽しみも体感できました。特に物づくりの工程は、本当に私の中で点と点が線でつながっていくような感覚でした。知らない人はまったく知らない。これ、私に限らないことだと思います。
たとえば、製図やCADは、それ自体製作に直接は関係なく、飽くまでも体験するという内容でした。(本気でやったらそれは大変なボリュームです。)また、旋盤やレーザーカッターも直接は使わないので見る必要はなかったかもしれません。しかし、少しでもそれに触れることで物を作る工程を垣間見ることができたのです。
そしてこれは先生の意図どおりで、だから私は先生の授業設計に関心しきりだったのでした。いい先生、いい講座に会えて本当に運がよかったと思ってます。
この講座でやってきたことがこれから私にとってどう役に立つのか。もちろん、ロボットを作って手元に置いていることは大きいです。しかし、物づくりの工程を垣間見たことは、もっと広い意味で社会の仕組みの一つをきちんと知ったことのような気がしています。その影響は、言葉にはしにくいですが、間違いなく必要なものを一つ手に入れたと言って良いくらいです。
・・・ちょっと大げさなまとめになりましたが(笑)、この経験からぜひ何かを実らせたいですね。
先生、Aくん、あと関係者の皆さん、重ね重ね本当にありがとうございました。学園祭とか(?)遊びに行く機会があったらまたぜひお邪魔させてください。またお会いできる日を楽しみにしております!