シンガポールでMONGOL800(モンパチ)ライブ! ~沖縄フェスタに行ってきました
ハーバーフロントのライブハウス「MILLIAN SINGAPORE」で開催された沖縄フェスタに行ってきました。沖縄県主催で、観光客誘致のイベントのようです。
観光地沖縄のPR、沖縄の食べ物や民芸品などの物産販売がメインですが、イベントの目玉はライブでした。沖縄のミュージシャン、RYUKYUDISKO(琉球ディスコ)とMONGOL800(モンパチ)が出演しました。
琉球ディスコさんは存じ上げなかったし、モンパチはブレイクした2曲(小さな恋の歌、あなたに)を知っていたくらい。そんな私たちがこのイベントになぜ足を運んだかと言えば……無料だったから……(すみません)。
ライブは久しぶりです。私も10代後半から20代半ばまでは人並みにライブに行きました。年がバレますが、パワステのさよならライブなんかも行ってます。新宿リキッドルームでは夜通しのロックフェスで深夜3時のお目当てのアーティストの演奏を聞いたり、フジロックは2度か3度行きました。若かった(笑)。特別音楽が好きとか詳しいわけではないのですが、ライブは楽しく好きでした。
会場の「MILLIAN SINGAPORE」は、ハーバーフロントのVIVO CITY隣にあるセント・ジェームス・パワー・ステーション内にあります。レンガ造りの建物は情緒があると思ったら、1920年に建てられた発電所跡地だそうです。
当イベントは事前登録制だったので、入り口でチケット代わりのスマホ画面を提示して入場しました。ライブハウス入口までの通路が縁日風の物販スペースになっていて、ラフテーやサータアンダギーのようなお馴染みの沖縄フードも売っていました。
イベントは15時から始まっていたのですが、ライブは16時からと聞いていました。同行の夫リサが早くから行ったら疲れるとごねたので、私たちの会場到着は17時半ごろ。もうモンパチの演奏は終わっちゃったんじゃないかな、なんて思いつつ入口に向かったら、日本人スタッフの女性が「始まりますよ~」なんて言ってる。
で、入ったらドンピシャでモンパチのライブが始まるところでした。リサ、ついてるね。
そしてそこから1時間くらい休むことなくライブを楽しみました。モンパチは上記のように有名な2曲しか知らなかったのですが、他の知らない曲も十分のれました。ギターもベースもドラムのリズムも、どれもこれも響きました。
さらに、会場の「MILLIAN SINGAPORE」が個人的にはとても好み。地下ではなく地上だし、真っ暗ではなく窓にはまったステンドグラスから光が少し入ってきます。ライブから足が遠のいていた理由の一つに、閉所恐怖症気味なのがあるのですが、この会場は天井も高く開放感がありました。シンガポールらしく内装は新しめで清潔感もあるし、照明や音響も充実していたと思います。
観客ですが、2、3割くらいは日本から来たファンだったのではと思います。旅行客と在住者ってなんとなく区別がつくものです。残りは在住日本人とその他(シンガポール人&その他の外国人)が半々くらいだったかな、という印象。本当に憶測にすぎませんが。
イベントの目的はシンガポールの人たちの沖縄への観光誘致でしょうから、それなりに日本人以外がいて、そして彼らがライブを楽しんでいたようなのは良かったと思います。
東南アジアの方は寒さに関心が高いし、きれいなビーチリゾートは周辺にたくさんあるので、沖縄は旅行先としてそれほど人気がない印象です。でも、日本で沖縄は大人気ですよね。私は一度しか行ったことがないのであれこれ語れませんが、その自然にも独自の文化にも憧れます。
ぜひ今回のようなイベントをきっかけに、シンガポールの人たちにも沖縄を訪ねて欲しいと思いました。