ゲテモノ料理?ヨンタオフーうどん+バッファローウィング味
シンガポールは本日、ハリラヤプアサという断食明けを祝うイスラム教の祝日でお休みでした。イスラム教徒にとって一年で一番のお祝いの日だそうです。この断食の一か月、毎晩近所のハラル食堂は大盛況で賑やかでしたが、明日からまた平穏になるのでしょうか。
この祝日、我が家は特に何をするわけでもなく、私は週一回の大掃除を全身汗だくでこなし、夫リサは部屋にこもってずっと仕事をしてました。出かける時間も気力も体力もないので、ランチは家で簡単にすませました。それがタイトルの「ヨンタオフーうどん+バッファローウィング味」です。
昨日、仕事帰りに久しぶりにコールドストレージ(我が家にとっては高級スーパー。滅多に行きません。)に行ったところ、日本のうどん(生麺)が1袋1.5ドルで売ってました。1.5ドルならフードコートで食事するより安いと思い、2袋買いました。
具はあっさりとカマボコ&わかめなんかが理想ですが、どちらもありません。ちょっと考えて味は合いそうだし、手抜きに最適だと思ったのがヨンタオフーセットです。
過去のブログに何度か書きましたが、ヨンタオフーは中華系のおでんのような料理です。スープで煮た魚のすり身、野菜などを麺と一緒にいただきます。ホーカー(屋台)やフードコートでは定番料理で、スーパーにもヨンタオフーの具がセットになったもの(2.25ドルくらい)が売っています。
それを買ってきて、うどんの具にしてしまいました。フードコートと同じように、具はキッチンばさみでパチパチ切れば、まな板&包丁要らずで楽ちん。
うどんなので、スープは和風です。だしをとって醤油とみりん、塩で味付け。そこにドカドカと熱湯で油抜きしたヨンタオフーの具を投入しました。
ここですでに普通のうどんではなく、中華風になっていました。が、リサがさらに「七味唐辛子が欲しい」と言うので、「七味はないけどバッファローウィングの調味料ならあるよ」と言ったら、それをかけてみると言うのです。
あらやだと思いつつ、リサに試してもらったところ、美味しいというではありませんか。ならばと追随してみたところ、確かにピリッとして美味しいです。うどんには七味、ヨンタオフーも中華の辛いソースをお好みでかけて食べますが、あっさりしたスープと麺にスパイスは合うんですね。
そして「ヨンタオフーうどん+バッファローウィング味」という米中日のコラボレーションを完食しましたが、やはりスープはイマイチでした。出汁好きのリサも残してましたが、私も普通の出汁がきいたうどんのスープを味わいたかったです。
もう作らないかな。でも、何事もチャレンジです。