笑いの効能
今日のNHKクローズアップ現代は「“笑い”で病気を治せるか」というテーマでした。笑いの健康への効果、そしてそれについての様々な取り組みを取り上げていました。
興味深かったのが、那須にある「那須お笑い学校」(名誉校長は坂上二郎)。受講生の多くが現役の介護士で、ここで学んだ笑いを職場(老人福祉施設)で披露し、入所者の健康に役立てようと試みているそうです。
この取り組み・・・目に見える結果がなくても、雰囲気が明るくなりそうだからそれだけでいいなぁ。もちろん、血糖値が下がるとか、ガン予防になるとか、科学的な成果が出るに越したことはないけど。
実は最新号の日経アソシエにも笑顔の効能についてのコラムが載っています。そちらでも、笑顔のガン予防やリラックス効果について書かれているのですが、一番面白いのが「顔面フィードバック効果」なるもの。普通は嬉しい・楽しいという感情から笑顔が作られるのですが、その逆もあるということ。つまり、悲しい時でも顔で笑顔を作ると、脳が錯覚をおこして楽しい感情が湧いてくるというものなのです。
このコラムを書いた伊谷さんという方が一言。
「壁にぶつかってつらい時、
鏡に向かって泣きながらでも笑顔を作ります」
ですって。良いメッセージですね。
笑いと笑顔。たくさん生活に取り入れたいです。