CSS Nite LP19 「アクセス解析」に行ってきました

   


昨日、CSS Nite LP19 「アクセス解析」に行ってきました。Google AnalyticsのあれこれをつめこんだCSS Niteの有料版で、人気のためかなり早くに満席になり、翌週に速攻リプライズ版の開催が決まったりしてました。

セミナーなんてテーマがよくても開けてみないと良さはわからないものですが、今回は「当たり」だったと思います。今セミナーでGoogle Analyticsの高機能さと奥深さを改めて知って恐ろしくなりました。そして趣味の延長みたいな使い方しかしてない私にとって、際限のない感じもしました…。ただ、中級者向けと聞いてましたが、ものすごくテクニカルな話ばかりでもなかったので、使ったことがあってそれなりに関心がある程度でも理解できる内容ではありました。

どのセッションもよかったのですが、扱ってるサイトの性質によって響くところが違ったかと思います。ECはわからないので、レコメンドエンジンはぴんときませんでした。イベント変数の事例も、事例自体は面白いものの自分でどう応用したらいいかはよくわからなかったりして。その意味で、GAでもさらにサイトの性質によってセッションが分かれてたら(贅沢ですけど)さらに興味も関心も深まったかなと思います。



私が面白かったのはDMM.comの石本さんのお話と、最後のグーグルの大内さんのお話でした。リクルートの小川さんのアトリビューションの話もかなり興味深かったのですが、これまた自分の立ち位置からすると次元が違いすぎる話(大量の広告うったりしないし)で、ある意味ついていけず残念でした。

石本さんのお話は、大規模サイトでGAを利用する場合に実際に出会った困難の話から、それを解決し、成果に結びつけるまでの話がとても明快で面白かったです。離脱率の減少の実績を金額に換算したプレゼンはみんなおー、と感心してましたが、あれは数字のセンスが無いとできない発想です。すばらしいなぁ。でもってDMMが石川県に事業所をもってるというのが意外でした。加賀DNAの私としては応援したくなったです(私的過ぎる話。)

グーグルの大内さんですが、私は唯一持ってるGAの本が大内さんの本でその読みやすさに舌を巻いてたのですが、お話もとても上手な方でした。柔らかな物腰で丁寧に筋道立てて説明される姿は、本の印象と変わりませんでした。内容は新しいGAの機能のサマリーでしたが、まだ私にはモバイルの解析くらいしか使わないかな、と思いました。サイトの速度は知りたいですが、ブラウザが新しいのに限られるとB2Bはきついと思います。ただ、リアルタイム測定を会社の受付に飾りたい、とかお客さんのそういう発想は面白いと思いました。

途中、ウェブ解析士の認定講座の宣伝なんかがあったのですが、ほんと、資格になるくらいこれは専門知識や能力が必要な分野かと思います。そしてこれからますます重要性を増すかと。

私はいわゆる数学的な数字も、会計的な数字も、マーケティングな数字も、全部だめな悲しいタイプなので、ログ解析能力どうも力をのばせないと思ってるのですが、それでも最低限の情報はキャッチアップしていきたいなぁとふんばっている感じです。。

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