キスとハグ。不快なメール…
バルセロナの旅行記で書いてなかったネタが一つあります。それは帰国の日の話。
宿から空港まで、朝早かったこともあって事前に送迎を申し込んでました。ドライバーは33歳の国籍不明の黒人男性だったのですが、空港に着くまでの短い時間、えんえんと英語で話しかけられました。カメラが好きで、特にキヤノンが好きだそうです。そしていつか日本に行きたいという、日本人客に気を使っているのかな?というわりとありがちな話だったのですが、途中から雲行きが怪しくなりました。
ここで出会ったのも運命だから、ぜひ連絡を取りあいたい。日本に行ったら案内してほしいというのです。それだけじゃなく、スペイン語の話をしていて、私がいつかマチュピチュに行きたいと言ったら「一緒に行こう」とか、気持ち悪いことを言い始めたのです。
「Maybe~」と答えたら、「女性がMaybeと言ったらたいてい本気じゃないよねー」とか言っちゃって、わかってるなら空気読めよ!もううざったくて、でもアドレス教えろというので、車を降りるとき(サブの)メアドを置いていきました。帰国したらメールが来なかったので安心していたら、今日、来たのです。
昼休みに読んで、何気なく最後の一行を見たら「un beso muy fuerte」としめられてました。
un beso muy fuerte
↓
KISS VERY STRONG
…
オエー!(嘔吐)
コロンビアの友達とメールでやりとりしたとき、親しい間柄のメールでは最後にハグ、やキス、という表現で締めくくるのは知ってたのですが、「muy fuerte(very strong)」って何だよ!!友達からのメールでもそんなの見たことない。(せいぜいBig Hugとか。)…っていうか、そんなに親しくなった覚えはない!文字面だけなのになんと気持ち悪いことか!
もう、一気に気分が悪くなりました。おかげで午後一時間くらいムカムカしながら仕事してました。まぁ、申し訳ないけど返信はしません。
ちなみに、私がアジア人のせいなのか、ハグってあまりされたことないです。カナダでホストファミリーと数回、コロンビアで別れ際に一回くらいかな。スペインでは、2週間お世話になった学校のグレゴリオ先生が最後ハグしてくれてうれしかったけど、仲良くなったつもりのアナ先生とは握手だけでした。(慣れてないから私からするのも変だった。)
なのに、キスなんてとんでもなー。