東京都写真美術館&エスパシオに行ってきました

   


東京都写真美術館に行ってきました。今期は2Fと3Fはスナップ写真、地下は3Dに関する展示でした。

3Dの展示は退屈だったのですが…2Fと3Fのスナップは良かった…。なんというか、スナップの持つ力を感じました。重鎮から新人まで、さまざまな写真家のスナップを横断的に見て、もちろん好みもあるのですが、すべての作品から感じるのは「空気」でしょうか。

私が好きだと思ったのはポール・フスコ「ロバート・F・ケネディの葬式列車」の一連の写真と、中村ハルコさんの作品です。



「ロバート・F・ケネディの葬式列車」は、葬式列車に乗ったポール・フスコが、列車を見送る人々を撮った写真です。スナップというより、報道写真にも近いような時代の空気も感じるのですが、その時代を生きる市井の人々の想いも感じることができます。人々がケネディの葬式列車を沿線で見送るとき、何を思い、何を感じてそこにいるのか、想像をかきたてられます。

中村ハルコさんは、2Fの新進作家展の最初のブロックに作品が展示されていました。もう、入った瞬間からそのお洒落で柔らかでどこか面白い空気にふんわり包まれました。色がきれいだとか、構図が面白いだとか、そんなことはどうでもよくて、その作品の中にいることで気持ちがいい、うれしい気持ちがわいてくるのです。ご本人は43歳の若さですでにお亡くなりになったと知り、ショックを受けました。とても惜しいですね…。

ちなみに、冒頭の写真は、写真美術館の来場者もうすぐ500万人を記念してもらえた中村ハルコさんの写真のポストカードです。

さて、写真鑑賞の後はランチ。今日はガーデンプレイスのオフィスタワーに入ってる「エスパシオ」というお店に行きました。人から教えてもらった社食風のレストランです。前回来たとき日曜日で入れなかったので、今日はリベンジ。

支払いは入口でチャージ可能なプリペイドカードを買います。でも、入ってから知ったのですが、土曜日は現金でもOK。(恐らく平日は混むので支払いの手間を減らしてるようです。)さらに、入口には今日のランチの見本が3種類並んでいたのですが、どうやら土曜日はこのメニューしかないみたい。平日はデリの量り売りとかあるみたいなんですが…。確かに土曜日はお客さん少ないんだけど、このお店の本来の雰囲気を味わえなくて残念でした。

私がいただいたのは鮭の定食。写真に入ってませんが、ミニコロッケ+キャベツも付きます。


これで600円です。恵比寿近辺のランチ価格を考えると、この辺のビジネスマンには助かる金額かと思います。バーガーキングもありますが、ハンバーガーよりはヘルシーだろうし。

味はそれなりでしたが(笑)、こういう食堂が私の勤務先のビルにも入ってほしいなぁ~と思いました。都心で社食がある会社がうらやましいです。

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