第3回「浅草奥山こども歌舞伎まつり」を観てきました

   


先週の3連休で散財してしまったため、今日はお金がかからない娯楽を…ということで浅草に「こども歌舞伎」を見に行ってきました。観覧無料!この「浅草奥山こども歌舞伎まつり」は、浅草奥山の商店街組合が主催するもので、今年は3回目だそうです。私は近所でポスターを見て知って、今年初めて見ました。

まずは「お練り」から始まりました。艶やかな衣装に身を包んだ子供たちが雷門を出発し、仲見世を抜けて浅草寺の中へ。お参りをしたかどうかは見ませんでしたが、横から出てきて舞台の後ろで控えていました。今日はお天気も良く、浅草も観光客でにぎわっていて、浅草のその風景と見事にマッチする「お練り」は大注目でした。

13時からの公演を見るため、必死にいい席を確保。おじ様おば様と争って前から2列目に座ることができました(笑)。



本日は埼玉県小鹿野町の「小鹿野子ども歌舞伎」の出演です。小鹿野歌舞伎って有名なんですね。子ども歌舞伎も江戸時代から始まったとか!

まずは口上から。かわいらしい女の子二人が交互に、時には一緒に声をあげて口上を披露です。もう、とにかくかわいくて、私も隣のおばさん軍団も「かわいい」を連発。口上の内容も冗談交じりで面白い内容でした。そして見事に口上を終えました。


そして演目「寿曽我対面工藤館之場」が始まりました。上演前に解説の配布があったのですが、仇討もので、源頼朝お気に入りの武将、工藤を討つため曽我兄弟が工藤の館にやってくるというお話でした。

小学校1年生から中学1年生まで、9人の子ども役者が登場。みんな、小さいながらも立派な演技を見せていました。セリフの暗記は普通でも大変だろうに、歌舞伎独特のセリフをあれだけ覚えるなんてすごいです。特に曽我の兄役の女の子が上手だったな~。


途中、かつらの痛みで泣き出してしまったり、裃(かみしも)を脱ぐシーンで「え?」と困惑した声がマイクで入ってしまったり、こどもらしい可愛らしいミスもありましたが、本当にあれだけの演目を演じきったのは立派でした。まぁ、そんなミスも大目に見てね、なんて最初の口上で言ってたんですけどね(笑)。

終わった後は、子供たちの自己紹介とインタビューでした。兄弟が2組もいて、きっと地元で愛されてる文化なんだろうと思いました。これからも誇りを持って続けて欲しいなぁと思いました。


さて、この「浅草奥山こども歌舞伎まつり」ですが、今日から11月14日(日)まで、毎週土日に13時からと15時から1日2回公演があります。(出演団体は日によって異なります。)場所は浅草の浅草寺境内、観音堂本堂脇です。(向かって左側。奥山寄り。)

「こども歌舞伎」って観る機会がありそうでないかも。
ご興味のある方はぜひ足をお運びください!

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