映画「小さな中国のお針子」
「小さな中国のお針子」を見ました。何やらなかなか人気のある作品のようですが、私はぴんとこなかったな…。文革の時代が舞台になっているのですが、どこか穏やか過ぎる印象でした。主人公の青年たちも女の子も、パンチが足りない。青年二人は最後までシャツの色以外で区別できなかったし、女の子も、美人だけどインパクトに欠けるというか…。
激しい時代の中でどこか牧歌的な空気に包まれ、青春を送る男女の姿、と捉えるとそれそれで浸れるものはあるのですが、私が何か別のものを期待しすぎてしまったらしい。
音楽はよかったなぁ。
あと、自然光で撮ったという映像も、暖かくてよかったです。