ミュージカル「ウィキッド」

   

先週の土曜日、劇団四季のミュージカル「ウィキッド」を観てきました。久しぶりの観劇ですばらしい作品を観られて幸せでございました・・・。

「オズの魔法使い」に登場する二人の魔女、グリンダとエルファバのお話。「オズ」では東の魔女グリンダは良い魔女としてドロシーを導き、西の魔女エルファバは悪い魔女としてドロシーと戦い倒されます。そんな彼女たちはかつて友達であり、なぜそれぞれの道を歩んだかが描かれています。友情の物語でもあり、愛の物語でもあり、生き方という人生観の物語でもあり、とにかく盛りだくさんでありながらどの視点もしっかり描かれていて、涙ぼろぼろの感動大作でした。


「オズの魔法使い」は高校生のとき、学園祭で劇をやるために映画を50回くらい見ています。(←誇張ではなく本当にそれくらい見ました。)なので細かな設定まで頭に残っていて、それらと舞台のストーリーが見事にリンクしていたのも快感でした。特にクライマックスは映画のシーンと細かくリンクするため、この舞台を見るには絶対映画を見ておいたほうが良いです。でないと少し損をします(笑)。

映画と設定が裏返ったような魔女たちのキャラクターも面白いです。映画では美人で素敵な魔女グリンダは、舞台ではブロンド・バカとも呼べるはじけキャラ。一方醜くて悪い典型的な敵役の魔女エルファバは、舞台では愛されたい思いをそっと心の奥に秘めた、気は強いけど真面目で優しい女性として描かれています。

エルファバ役の濱田めぐみさんの歌声はすばらしかったです。調べたら、有名な方なんですね。その声量と迫力に、ただ歌声を聴くだけで心が震えました。特に前半のクライマックス、エルファバが自らの生き方を決めたシーンでの歌声と演技には息を呑みました。

あー。本当にすばらしかったです。
興味のある方には強くお勧めします。
でもって私も是非もう一度観たい!

Google Adsense

※当ブログはブログランキングに参加しています→にほんブログ村 超未熟児育児

 - 旅行やおでかけ