気になるCM

   

最近好きなCM。大洋薬品工業の「人がすこやかであるために・老夫婦」篇。見るたびに涙ぐんでしまいます。やたら見るなぁと思ったら、毎週見てる「カンブリア宮殿」を提供していた模様。

妻が病気になり、夫は二人で楽しみにしていた海外旅行をキャンセルします。その帰り道、妻を想う夫があるプレゼントを買って帰る・・・というお話。


夫が買ってきたプレゼントはささやかなものなのですが、旅行を楽しみにしていた病床の妻の気持ちをとても暖かく包み込むようなものです。嬉しそうな妻の顔を見て、これまた嬉しそうに口元をほころばす夫。私はそのぎこちない笑顔にうるうるきてしまいます。

以前、人から「誰かに対する愛情を量る方法」を教えてもらいました。(もったいなくてブログに書いてませんでした。)それは、相手を想う時間の長さです。子供ができて、子供のことばかり考えている、とその人は言ってました。誰でも、好きな人ができてその人のことばかり考えてる、なんてことがあるでしょう。どちらも同じで、愛情を持っている対象については意識もせずその人を想う時間が長くなるのです。

CMの話では、夫は妻を想い、妻を想う時間が長いからこそ、妻の喜びを理解し、想像でき、その気持ちを汲んだ贈り物ができたのだと思います。また、妻の喜びを自分の喜びとできるのも、妻の幸せを想うからこそ。私はそこにぐっときたわけです。夫婦や恋人同士でなくとも、人生でそんな風に想いあえる人と出会えたら幸せだろうと思います。

一つ前の「親子篇」もなかなかよかったです。老夫婦篇よりややベタな筋ではありましたが、それでも母と息子のお互いへの愛情が暖かかったです。

ちなみに過去にやはり感動したCMはカップヌードルの「No border」シリーズのスペイン篇でした。ネットで繰り返し見てわーんと泣いてました。30秒程度で深いメッセージを込めながらも、商品のCMもしっかりしている素晴らしいCMでした。舞台になったスペイン内戦の傷を残した町ベルチーテは、海外で行ってみたい場所のひとつになりました。

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