「原画展 かこさとしの世界」に行ってきました

   

銀座の教文館で開催中のかこさとし先生の原画展に行ってきました。たぶん、私は子供の頃かこさとし先生の作品を読んだ第二世代ぐらいだと思います。はっきり覚えている作品も、脳ミソの裏側が「知ってる!」と叫んでる作品も、見ていると懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

丁寧な作画、着色はもちろん、作品によって大胆にタッチを変えているのが素晴らしかったです。大きく描かれた絵も、小さく細かく描かれた絵も、すべて同じ作者から描かれた絵ですが、それぞれに作品にそれぞれの個性を感じました。キャラクター達も、心の底からむくむく愛情がわいてくるような愛らしさにあふれています。

見ていて思ったのが、もしかすると作品数だけでいうと私が一番読んだ絵本はかこさとし先生の作品かもしれないうこと。ぐりとぐらシリーズや、せなけいこ先生の作品、長新太先生、11匹のねこシリーズやこぐまちゃんのこぐま社絵本、そのほか外国の絵本の数々など、子供の頃読んだ絵本はたくさんありますが、一人の作家であれだけの良質な作品をバラエティ豊かに量産している先生はそういないかと思います。

もともと工学博士で一般企業の研究者だったという経歴を持つかこさとし先生。さまざまな科学系の作品を見ていると、知識を持つ人が表現する力を持つことの素晴らしさと「ありがたさ」みたいのを感じます。絵本という媒体を通じて、私はこの先生に知識を与えてもらっていたような気がいたしました。

お土産には「からすのパンやさん」の限定グッズ、クリアフォルダとパンを買いました。クリアフォルダは2,000枚限定!パンは銀座の木村屋さんとのコラボで、カメパンとカニパンでした。カニパンはうちの小学生のおやつに。あと、寄せ書き用のスケッチブックがあって、先生が読んでくださるというので一筆残してきました。サイン会も行きたかったなぁ。またの機会に。なので先生、長生きしてくださいね。

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